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「海人草」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.1.15
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みなさんは、普段から海藻を食べる習慣はありますか?

小さな頃から両親に、身体の為に食べなさいと言われた経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか?

階層と言われるものには「昆布(こんぶ)」に「若布(わかめ)」、「鹿尾菜(ひじき)」や「海苔(のり)」など様々ありますよね。

今回は、そんな海藻の一つ「海人草」をご紹介します。

「海人草」って何と読む?

ぱっと思いつく読み方は「かいじんそう」や「かいにんそう」あたりでしょうか。

こちらも正しいのですが、今回当てていただきたいのは別の読み方。読み仮名は3文字になります。

実はこの「海人草」、字面からはとても思い付かないような読み方なんです! いったいなんと読むんでしょうか。

それでは、正解を発表します。

正解は「まくり」でした!

「海人草」について

「まくり」と読めた方、知っていた方は少ないかもしれません。

また、正解を知った今でも「海人草」が、どんな海藻か分からない方も多いかもしれません。まずは辞書で確認しておきましょう。

フジマツモ科の紅藻。暖海の岩礁に着生し、高さ5〜25センチ。体は不規則に枝分かれし、剛毛状の小枝で覆われる。海人酸(かいにんさん)を含有し、煎(せん)じ汁を回虫駆除薬とする。かいにんそう。

出典:『デジタル大辞泉』(小学館)

 

回虫駆除薬(かいちゅうくじょやく)の原料にもなるんですね。この回虫とは動物の小腸に寄生する虫のことだそうです。

人間にも寄生する回虫がいるそうなので、もしかしたらこの「海人草」にお世話になる機会があるかもしれませんね。

ちなみに、この「海人草」は南西諸島、台湾、インド洋、アメリカ西岸、オーストラリア、大西洋にまで広く分布しているそう。もしかしたら海外では、日本よりもっと馴染み深いものなのかもしれませんね。

まとめ

「海人草」は「まくり」と読み、フジマツモ科の紅藻のことでした。

「海人草」は漢方としても扱われているそうです。こちらの他にも実に様々な漢方がありますので、興味のある方は調べてみてくださいね!