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「ミキティの育児365日」vol.34 新米ママさんへ

  • 2021.12.7
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この連載は…
ミキティこと藤本美貴さんと3人の子どもたち(たまにパパも?)との育児日記です。芸能界の仕事をしながら、家事と子育てに奮闘する毎日を思ったままに書き綴っていただきます! 今回は新米ママさんへのアドバイスです。

今、まさに第一子の赤ちゃんのお世話をされている方は、赤ちゃんに100%向き合っている分、あれもしなきゃ、これもしなきゃ、あぁ今日も何もできなかった……的な日々を過ごされているのではないでしょうか。

私も第一子の長男が生まれた時は大変でした! 特に最初の3か月は辛いですよね。ふにゃふにゃでかわいい新生児期も、初めてのことばかりで、なかなか可愛さを堪能できないというか。だけど、生後3か月を過ぎると、本当に少しずつですがまとまって寝てくれるようになったり、親子で生活のリズムがつかめるようになってきます。その後は、育児にちょっと慣れてきたと思ったら、子どもが寝がえりをするようになったり、離乳食が始まったり、つかまり立ちができるようになり、そして歩き出したり…。子どもの成長と共に、親も親としてステップアップしているように感じます。第一子の長男は、赤ちゃんの頃、本当に食が細くて心配だったんですが、今となっては当時の私に「1食くらい、離乳食を食べなくても大丈夫よ」といってあげたいくらいです。離乳食について、市販か手作りかいろんな論争がありますが、忙しかったり疲れ果てているときは市販に頼ればいいし、ちょっと余裕があれば手作りすればいいと思います。市販だからといって、後ろめたいことは何もありません。離乳食を用意した自分を褒めてあげましょう!

保育園や幼稚園に通いだすと、少し手が離れるとその分体は楽になりますが、「泣かずにいけるかな」「お友だちはできるかな」と心配事がまた増えます。これも、長男の話なのですが、幼稚園の年少さんの最初の1学期間はほぼ毎朝泣いていたんです。あまりに泣くから「大丈夫かなぁ」と不安な気持ちで幼稚園に連れて行っていたんですが、先生に「お母さん、絶対に大丈夫です! とにかく幼稚園に連れてきてさえくれれば大丈夫です! 安心してください!」という言葉がすごく嬉しくて、今も心に残っています。

小学校へ入学すると、驚くことがたくさんあります。我が家の場合は、消しゴムと鉛筆と傘を、どれだけ失くしたり、壊したりしたら気が済むの……もういくつ買ったことか、な感じです。信じられないのですが、子どもって消しゴムをちぎって遊んだり、練り消しを作るために消しカスを出したりするんですよ。ある意味、子どもの何でもおもちゃにしよう! っていう発想にあっぱれです。(涙) 今は4年生なので、だいぶ落ち着きましたが、1~2年生の頃は保護者会で学校へ行き、息子の席に座ると机の中がゴミ箱状態。先生の話が始まる前に、まずは机の掃除ですもん。でも、周りを見るとみんな同じでした。(笑)

自分でも想像しなかったことが起きるのが子育て。周りの人に上手に頼って、毎日「今日も私は頑張った!」と自分を褒めてあげてくださいね。

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