1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. 「老後の資金が不安…」本気でお金の見直しをして年間40万円節約できた!

「老後の資金が不安…」本気でお金の見直しをして年間40万円節約できた!

  • 2021.12.6
  • 12348 views

独身時代は自由にお金を使えたけれど、結婚して子どもを育てるとなったらそうはいかない。夫と将来のお金の話をしたことで不安に襲われるようになったという女性の話。お金の見直しに役立つ本もご紹介します。

独身のころは会社で財形貯蓄をして残りは好きなだけお金を使って過ごしていました。好きな洋服を買い、年に1~2回は国内、海外旅行を満喫。お金について学ぶこともなく、貯金さえしていればいいと思っていました。

しかし、結婚後、出産、子育てと怒涛の日々を過ごし、子育てが落ち着いてきたころ、将来のお金のことを夫と話しました。この先、必要となるお金の多さにやっと気付き、本気でお金について学び、見直しをした私の体験談です。

教育資金こんなにかかるなんてナメていた

夫と将来のお金のことについて話したとき、夫が卒業した国立大学で学費などがいくらかかったかを聞き、その金額に驚いて開いた口がふさがりませんでした。なんと学費が約250万円、ひとり暮らしの家賃が約220万円もかかったそうなのです。

1人の子どもの大学進学までに準備する教育資金は、教育関連のサイトによると一般的に300万~500万円。わが家は子ども2人なので600万~1,000万円必要になるようです。そしてニュースにもなっている老後2,000万円問題……。今の生活では貯まる気がしません。銀行で定期的に貯蓄はしていますが、超低金利時代でいくらも利子が付かず、増えない状況です。このままだと子どもたちを大学へ進学させる資金や老後の資金を用意できるのかと不安になりました。

これではまずいと思った私は、ヒントを求めてネットで調べ、ある人にたどり着きました。YouTubeなどでも活躍中の両@リベ大学長さんです。高校在学中に企業され、今は「日本一自由な会社」の社長をされているとのこと。早速YouTubeを視聴したら、お金のことなどわかりやすく説明されていました。私は学長の動画でお金の勉強を始めました。

お金の勉強をしてこなかったことを大反省

動画視聴はとても勉強になりましたが、勉強することから離れていた私は1度見たくらいでは頭に入らず、理解ができないこともしばしば。老いのせいなのでしょうか、早いテンポの説明についていけていないのです。とても勉強になる動画なのに、困ったことになりました。しかしとても良いタイミングで、学長さんが朝日新聞出版から『本当の自由を手に入れる お金の大学』を出版。私はすぐさまその本を購入し、改めて勉強し始めました。

経済的自由(生活費より資産所得が多い状態)を目指すには、生活費を減らす、資産所得を増やすこと。そうなるために貯める、稼ぐ、増やす、守る、使う、この5つの力をつけていくことが大切になるそうです。そのほかにも、株の投資やiDeCo(確定拠出年金)、生活費の見直しなどに関する書籍も読み、学び続けました。

私はいろいろな本を読んで、自分がお金を貯める仕組みなどをまったく理解せず過ごしてきたこと、勉強してこなかったことを反省しました。保険をなんとなく払い続け、高いと思いながらもスマホ代を比較検討してきませんでした。ですが、私はすぐにわが家のお金の流れを夫も巻き込みながら見直していくことにしました。

学んだら即実行、7つのお金の見直し

私はまずはすぐできる、以下の7つのことから見直しました。
1.スマホの通信費を見直す。大手キャリアから格安スマホへ変更し、月々約7,000円の節約。
2.電力会社の見直し。何社か気になるところを調べて乗り換え、月々約1,000円の節約。
3.たくさん加入していた保険会社の見直し。内容が重なっている保険は解約し、月々約10,000円の節約。
4.住宅ローンの見直し。金利が上がる前に乗り換え、月々約10,000円の節約。
5.火災保険の見直し。家を建てるときにすすめられるまま加入していた保険を乗り換え、年約30,000円の節約。
6.iDeCo(確定拠出型年金)の見直し。株の勉強をして投資先を変更。マイナスに転じていた年金がプラスに好転中。
7.たくさん持っていたクレジットカードも2社に集約し、ほかは解約。年会費約年3,000円の節約。

お金の見直しは、正直なところ解約や乗り換えなどの手続きがとても面倒で大変でした。でも、この大変な作業を乗り越えたおかげで、年間35万円の無駄な支出を減らすことができました。iDeCoも投資先を勉強して設定したので、元金から5万円プラスになりました。

まとめ

まだまだ現在もお金の見直しを続けています。節約できたお金で次は子どもたちの将来のためにジュニアNISAを始めること、老後のために積み立てNISAを始めようと計画中です。わが家の場合、手元にお金があると使いたくなってしまうので、iDeCoやNISAのように毎月引き落とされたほうが着実に貯まっています。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

ウーマンカレンダー編集室ではアンチエイジングやダイエットなどオトナ女子の心と体の不調を解決する記事を配信中。ぜひチェックしてハッピーな毎日になりますように!


著者:Pたろー

間もなく40代後半へ。根っからのミーハー心で、これから迎える更年期もポジティブに過ごしたい。

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

元記事で読む
の記事をもっとみる