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単身赴任の離婚率はどのくらい?確率・原因・予防策を紹介!

  • 2021.12.6

単身赴任により、夫婦が離れて生活することには、たくさんの不安があるでしょう。そのひとつが「離婚」。単身赴任をすることで、離婚率が上がるといわれているそうです。今回は単身赴任によって離婚率が上がる理由や予防策などを紹介します。

単身赴任によって離婚率は上がる?

単身赴任が離婚につながるというのは、一体どういうことなのでしょうか。ここでは、単身赴任と離婚率の関係について解説していきます。

一般的には、2倍になると推測されている

一般的には、単身赴任をすると離婚率が上がると言われており、なかには2倍以上になるとまで書かれている記事もあります。しかし、このデータは単身赴任ではなく「別居」である場合の数字も含まれているため、離婚率が高いのは当然と言えるでしょう。

単身赴任の世帯のみに絞った、離婚率のデータはなく、はっきり上がると断言することはできません。

浮気願望のある男性は全体の75%

正確なデータがないからといって、安心はできません。それは単身赴任時の「浮気率」を調査した結果から分かります。

単身赴任中の男女を対象に、浮気願望の有無を調べた結果、男性は全体の75%、女性は26%の方が「浮気願望がある」と答えました。

単身赴任による離婚率が上がるとされる理由は?

直接的な離婚の原因は浮気かもしれませんが、根本的な問題は別にあります。ここで解説する問題に対処しなければ、浮気をしてもしなくても、単身赴任が離婚に繋がってしまうかもしれません。

コミュニケーションが減るため

単身赴任になると、そもそものコミュニケーションが減ります。夫婦間や子供との会話が減ることで、お互いの存在感が希薄になってしまうかもしれません。

またパートナー同士に必要な助け合いなども難しいので、不満が溜まりやすくなってしまいます。

配偶者の必要性が薄れてしまうため

単身赴任中の家事は、すべて自分自身で行わなければなりません。家事は難しい作業ではないため、意外にもあっさりとこなせてしまう方も多いでしょう。すると、いままで配偶者に感謝していた気持ちが薄れ、必要性を感じなくなってしまった結果、離婚してしまうケースも見られます。

金銭感覚にズレが生じるため

単身赴任中には特別な手当てがもらえるケースも少なくありません。単身赴任前よりも自由に使えるお金が増えることで、夫婦間の金銭感覚にズレが生じてしまいます。

金銭感覚のズレは、離婚のきっかけとしても十分に考えられるでしょう。

単身赴任による離婚の予防策は?

離婚率があがると言われても、仕事上、単身赴任を避けることは難しいでしょう。そんなときは、しっかりと予防してください。事前に予防策を知っておくことで、意識的に対応できるはずです。

こまめに連絡をとる

対面でのコミュニケーションが減ってしまう分、日頃から頻繁に連絡をとっておきましょう。内容は「おはよう」や「おやすみ」などで構いません。お互いの存在を意識する時間を増やすよう心がけてください。

干渉や束縛を避ける

こまめに連絡をとることは大切ですが、束縛は避けましょう。どこに行ったのか、誰と一緒だったのか、しつこく詮索すると、かえって相手の負担になってしまいます。お互いが、お互いの生活を大切にしてください。

単身赴任=離婚に繋がるわけではない!

単身赴任と離婚率について解説しました。繰り返しになりますが、単身赴任そのものが離婚につながるわけではありません。逆に言えば、単身赴任をしていなくても、前述した原因に当てはまる場合は、離婚となる可能性もあります。コミュニケーションを怠らず、お互いを思う気持ちを忘れずにいてください。

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