優雅に午後のティータイム！ 東京でおすすめのアフタヌーンティースポット

19世紀中頃、英国貴族たちの間で広まった「アフタヌーンティー」。いまでは昼食と夕食の間に紅茶とともに軽食やお菓子を楽しむ喫茶習慣となっている。ルールは、ハイティースタンドに並べられた料理を下から順番に食べること。正しい作法で英国流の上品なひとときを体験しよう。

 

Three Tiersのアフタヌーンティー

目黒の路地にひっそりと佇む《スリーティアーズ》。築80年の洋館は、本場英国を訪れたかのよう。メニューは紅茶との相性を1番に考え、こだわり抜かれた内容に。ペストリーからプリザーブまで、各分野のエキスパートが考案した本格アフタヌーンティーが楽しめる。サンドウィッチ4種、スコーン2種、ケーキ5種と、心踊る贅沢なメニューに加えて、7種類の紅茶も堪能できるというから驚き。食後は優雅な香り漂う薔薇のフレーバーティー、“ロイヤル・ウエディングブレンド”をいただくのがオーナーのおすすめ。

アフタヌーンティー￥6820(１名分)※写真は２名分

東京都目黒区目黒3-12-11
03-6451-2710
12:00 – 14:15／月～水 休（催事などの関係でオープン日の変動あり）
※スコーンのみテイクアウト可

 

Juri’s tea roomsのアフタヌーンティー

英国のベストティールームの称号「TOP TEA PLACE 2008」を受賞した〈ジュリス ティールームス〉。2017年に拠点を英国から日本へ移し、東京にいながら伝統的なアフタヌーンティーが堪能できる。店内は白と緑を基調とした上品な雰囲気。ふわっと柔らかい口当たりのスコーンには、《ボディントン》のストロベリージャムと、クロテッドクリームをたっぷりつけて。コクのあるアッサム、爽やかな味わいのダージリン、風味豊かなセイロンをバランスよくブレンドした、まろやかな味わいの“ジュリスオリジナル イングリッシュブレックファストティー”と合わせて召し上がれ。

Juri’s フルアフタヌーンティー￥6930(２名分)

東京都中央区日本橋室町1-4-1 B1 日本橋三越本店 本館
03-3273-1840
10:00 – 19:30／不定休（定休日は日本橋三越本店に準ずる）
※ショーケース内のお菓子はテイクアウト可

 

Tiny Toria Tearoomのアフタヌーンティー

《タイニートリア ティールーム》は、店主が渡英時に出会った、カントリーサイドにあるティールームをイメージしてつくられた。ヴィンテージの家具がつくり出す、優しく温かい雰囲気の中で過ごすティータイムは幸せそのもの。3種のサンドウィッチと、プレーンのスコーン、お好みのケーキをチョイスすれば、自分好みのセットが完成。セットの紅茶は、英国の老舗紅茶ブランド“テイラーズオブハロゲイト”の《ヨークシャーティー》がおすすめ。しっかりした味わいながら渋みは少なく、ミルクにもばっちり合うブレンドティーとなっている。

カジュアル・アフタヌーンティー￥6160(2名分·内容と金額は時期により変動あり)

東京都中央区日本橋人形町2-20-5 柿沼ビル1F
070-7795-1889
11:00-17:30／月火 休（祝日営業）

 

 

photograph_Taniguchi Daisuke, Furuya Akihiro
styling_Kitagawa Saori
hair & make-up_Nagasawa Aoi
model_Dinara, Hana Hargrave, Ada, Myra
edit_Hino Harumi, Shibata Moe, Nozaki Nanami 〈KIP inc.〉

 

FUDGE vol.220 2021年11月号より