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色や質感の決め手って? たんすのこやしを作らない帽子の選び方<基礎編>

  • 2021.12.3
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スタイリストの筆者がお伝えする、たんすのこやしを作らない服の選び方シリーズ、第4回目は「帽子」です。デザインが気に入って買ったけれど、自分に似合わなくて結局たんすのこやしにしてしまった…そんな人もいらっしゃいますよね。もしくは、おしゃれアイテムとして帽子をとり入れたものの、合わせるのがむずかしいからたんすのこやしに…そんなパターンもあるでしょう。そこで今回は、たんすのこやしにならない帽子の選び方についてお教えします。ふだん帽子を使わないという人にもきっと役立ちますよ。季節柄、秋冬の帽子にフォーカスしてお話します。

すべては試着次第! 他人の評価は関係ない

帽子選びを失敗しないためには、トレンドや他人の評価を気にしないことです。
売れている帽子かどうか、今のトレンドかどうかなんて、自分に似合う帽子選びにはなんの役にも立ちません。似合わないものを、わざわざ選ぶことにしかならないのです。自分に似合うかどうかを、ただ冷静に見極めることができるかどうかが、帽子選びには非常に重要です。
試着の際には、必ず帽子と合わせたい服を着て選びましょう。帽子は主張の強いアイテムです。帽子だけが浮いてしまう失敗コーディネートにならないためには、非常に大切なことです。

筆者のスタメン帽子は黒ばかり、そしてシンプル! その理由をこれからお話しします。

たんすのこやしになりにくい帽子の色とは

帽子をおしゃれアイテムのひとつとしてとり入れる際、失敗の原因になりやすいのが帽子の色です。
先ほどお話ししましたが、帽子は小物のなかでも、とても主張の強いアイテムです。色が与える印象もかなりのもの。帽子単体で“かわいい・おしゃれ”と感じたものが、コーディネートとしてとり入れたとき、そのまま“かわいい・おしゃれ”にならず、“個性的”というらく印を押されてしまうのは、帽子のデザインだけでなく色も関係していることを知っておきましょう。
帽子だけが浮いてしまわない、似合う帽子になりやすい帽子カラー、それは髪の色(例えば黒)、もしくは肌の色に近い色(例えばベージュ)です。服も選ばず、着る人も選ばない、まさにいうことなしの色。まずはこの色から選んでみてください。

筆者のスタメン帽子はこれ。カジュアルになりやすいキャップは、肌なじみのよいツヤありベージュ。キレイめ服にも合わせやすい(カシラ)。キャスケットとハットは、顔型にあうものをとことん追求(サンローラン、エルメス)。

“質感”が、似合うかどうかを決める

帽子そのものの種類、形や色、ディテール…さまざまな要素がからみ合って、似合う帽子かどうかが明確にわかりますが、意外とそれらの要素として重要であることを知られていないのが、「質感」です。
冬の帽子・ニット帽の定番である「ワッチ(折り返しあり)」や「ビーニー(折り返しなし)」を例に挙げると、注目すべきは編み方! 編み地が細かいハイゲージか、粗めのローゲージか、ここで似合い方に差がでます。
自分に似合うニット帽の選び方のひとつとして、顔型カバー法があります。顔のコンプレックスを解消する帽子というのは、洋服でいうなら的確な体型カバーができるということ。そしてその帽子は、似合う帽子の典型です。

※筆者の似合う型は、ローゲージのワッチ型(ヒステリックグラマー)。

筆者の場合は、顔のパーツも顔型も骨格がはっきりしているため、編み地の粗いローゲージの質感でやわらかさを足しています。また、おでこが平面なのをカバーするため、切り替えで立体感を出しています。洋服と同じで、帽子の形だけでなくこのような質感も、似合う帽子かどうかを的確に見極めるためには非常に重要な要素です。
安易にニット帽は全部似合わないと決めつけず、こういった質感も似合うかどうかを決める要素のひとつであることを知っておくといいですよ。買う前に試着をして自分に似合うものを選ぶことで、たんすのこやし化を避けましょう。

次回は、ストールやマフラーなど、巻きものについてお届けします。

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