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「どっちが大きい?」“メガ”と“ギガ”、それぞれの意味がわかりますか…?

  • 2022.3.16
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スマホやパソコンに関連する単位や用語にはいろいろなものがあります。なかでも、データの容量を表す「MB(メガバイト)」や「GB(ギガバイト)」という単位を耳にする機会はとても多いのではないでしょうか。

今回は、その「メガ」と「ギガ」についての問題を出題します!

では、問題です。

「メガ」と「ギガ」は、どちらが大きいでしょうか?

また、それぞれの意味は分かりますか?

答え

それでは、早速答え合わせです!

「メガ」と「ギガ」、大きいのは「ギガ」でした!

また、「メガ」は「10⁶(1,000,000)」、「ギガ」は「10⁹(1,000,000,000)」を意味する接頭語でした!

解説

長さの単位である「m(メートル) 」の前に「k(キロ)」を付けて「km(キロメートル)」と言ったり、液体の単位である「L(リットル)」の前に「d(デシ)」を付けて「dL(デシリットル)」と言ったりしますよね。

この「k(キロ)」や「d(デシ)」が接頭語と呼ばれるものです。

大きさを表す主な接頭語の大小を並べると次のようになります。

m(ミリ) = 10⁻³= 0.001
c (センチ) = 10⁻² =0.01
d(デシ) = 10⁻¹ = 0.1
k(キロ) = 10³ = 1,000
M(メガ) = 10⁶ = 1,000,000
G(ギガ) = 10⁹ = 1,000,000,000

この後に、テラ(10¹²)、ペタ(10¹⁵)、エクサ(10¹⁸)…… と続きます。

1,000、1,000,000、1,000,000,000と書くより、「キロ」「メガ」「ギガ」と書いた方が簡単で分かりやすいですよね。

まとめ

いかがでしたか?存在するすべての単位の意味や大きさを丸覚えしようと思うととても大変ですが、今回の接頭語のようなルールを押さえておくと覚えやすくなります。

この機会に単位の大小、ぜひ覚えておいてくださいね!



ライター:吉野あゆみ
完璧文系の大学時代から中学数学の家庭教師アルバイトをしていた、隠れ数学好き。現在も数学の教科書や問題集を校正しながら、文系目線で数学に向き合っています。数の世界の楽しさを、みなさんにお伝えしていきたいです!
編集:TRILLニュース