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【計算クイズ】「暗算できる?」一見複雑な引き算、“暗算”で解けますか…?

  • 2022.2.17
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20601-8498 を計算してください。

単に引き算をするだけだったら、筆算で簡単に解くことのできる問題ですね。
でも、紙とペンを使わずに暗算で答えを求めてください、と言われたらどうでしょう。

実はこの問題、ある「計算の工夫」をするだけで、紙とペンがなくても簡単に暗算できてしまうんです!

答え

早速答え合わせです!

20601-8498 の答えは、

12103 でした!

解説

「10000-1000」や「20000-5000」といったキリのいい数同士だったら計算しやすいのに、今回の問題は、引かれる数も引く数も桁数が多く、そのままでは解きにくいですね。

計算しやすくするためには、どちらもキリのいい数字にしてしまえばいいのです。

20601から1を引くと20600、8498に2を足すと8500になります。

「20600-8500」

だいぶ計算しやすくなりましたよね。

20600-8500が計算できたら、その答えから、さきほど調整した数をもとに戻します。

ここで注意しなくてはならないのは、8498の先頭にマイナスがついていることです。

8498は「引く数」なので、2を足して引く数を増やしてしまった分、20601-8498の答えには2を足さなければなりません。

計算式にすると、このようになります。

20601 - 8498
=(20601-1) - (8498+2) + 1 + 2
=20600 - 8500 + 1 + 2
=12103

まとめ

計算の工夫についての問題、いかがでしたか?

計算の工夫をすれば、一見暗算が難しそうな計算問題も簡単に解くことができます。
ぜひ日常生活にも生かしてみてください。



ライター:吉野あゆみ 
完璧文系の大学時代から中学数学の家庭教師アルバイトをしていた、隠れ数学好き。現在も数学の教科書や問題集を校正しながら、文系目線で数学に向き合っています。数の世界の楽しさを、みなさんにお伝えしていきたいです!
編集:TRILLニュース