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【数学クイズ】大人が間違える!デシリットル→リットルに直せますか…?

  • 2022.1.4
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この問題、解けますか?

私たちの身近には、様々な単位があふれています。

身長、体重、調味料…何かをはかるとき、単位は必要不可欠な存在ですね。

しかし、単位の中には日ごろあまり使っていないがゆえに忘れてしまっているものもあるのではないでしょうか。

今回は、そんな単位の1つ「dL(デシリットル)」の単位換算に挑戦です。

では、問題です。

5dLは何Lでしょう?

答え

さて、答えは出たでしょうか?

dLは体積を測る単位の1つです。

学校で登場するのはとても早く、小学2年生で習うことになっています。


一方実生活で使う機会はさほどないため、大人になってからの方が扱いが難しい単位でもあります。

では、答え合わせです。

5dLは、0.5Lでした!

解説

現在使われている単位は、元になる単位(体積ならL)の前に、ある記号(接頭語)を付けて大きなまとまりや小さなまとまりを表すことができます。

「d(デシ)」はこの接頭語の一種で、「10分の1」を表しています。

「dL」は「1Lの10分の1」なので…

1dL=1L×1/10=0.1L

そのため、今回の問題でも

5dL=0.5L

となるんですね!


ちなみに、この接頭語には以下のようなものもあります。

c (センチ):100分の1
m (ミリ):1000分の1
k (キロ):1000倍


長さの単位で言えば「cm」「mm」「km」はおなじみですね。

では、「kL(キロリットル)」や「cL(センチリットル)」という単位もあるのでしょうか?

「dL」以上に耳慣れない単位ですが、実はこれらの単位もちゃんとあります。

半信半疑の人は、辞書を引いてみましょう。

まとめ

いかがでしたか?

dLという単位は、懐かしすぎて覚えていなかった人もいるかもしれません。

一度思い出せば、単位換算自体は簡単なので是非記憶にとどめておいてくださいね。

なお小学校で習うとはいえ、単位の世界は実は奥が深いです。

興味がある方は「国際単位系」や「メートル法」のキーワードを調べてみてくださいね!



ライター:veyu
通信制大学にて高校数学教員免許を取得。数検2級にも合格している「数学が趣味の人」。現在は学習ボランティアを通して子どもたちに数学を教えています。算数や数学の問題に潜む「解ける快感」を一人でも多くの人に味わってほしいです。
編集:TRILLニュース編集部