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【数学クイズ】大人が間違える!カッコの計算、正しく解けますか…?

  • 2021.12.10
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この計算問題、解けますか?

6-[5-{4-(3-2)}-1]

数学の世界では、先に計算したい部分にカッコを付けることができます。

しかし、カッコにもいくつかの種類があったことを覚えているでしょうか?

今回は、大カッコ、中カッコ、小カッコ、3つのカッコが登場する問題を紹介します。

解き方の順番を思い出しながら、チャレンジしてみてください!

答え

カッコが多すぎて、どの数字から先に計算したらよいか混乱してしまった人はいるでしょうか?

小カッコ、中カッコは比較的よく出てきますが、大カッコは学生の計算問題の中でもあまりお目にかかりません。

数字が多くなると、なおさら分かりにくくなりますね。

しかし、カッコの計算ルールに従って順番に計算していけば、必ず答えは出てきます。


それでは、答え合わせです!


正解は、5でした!

解説

カッコの計算では、

小カッコ( )に囲まれたところ中カッコ{ }に囲まれたところ大カッコ[ ]に囲まれたところ

と進めていくのがルールです。

カッコ内の計算をしたら、カッコを外します。そして次に優先されるカッコ内を計算します。


カッコの計算ルールに従って、順番に1つずつ計算する流れを見てみましょう。


まず、小カッコ( )の中の3-2を計算します。

6-[5-{4-(3-2)}-1]
=6-[5-{4-1}-1]←小カッコを外しました。

次に中カッコ{ }の中の4-1を計算します。

6-[5-{4-1}-1]
=6-[5-3-1]←中カッコを外しました。

最後に大カッコ[ ]の中の5-3-1を計算します。

6-[5-3-1]
=6-1←大カッコを外しました。
=5


カッコの中はすべて1桁の引き算ですから、計算自体は簡単です。

まとめ

今回は、たくさんのカッコが付いた計算問題を解いていただきました。

カッコの種類ってこんなにあったの?とびっくりされた方もいたかもしれませんね。

カッコ付き計算は、外し方のルールを知っていることが解答のポイント。

この問題で、是非ルールを覚えて下さい!



ライター:veyu
通信制大学にて高校数学教員免許を取得。数検2級にも合格している「数学が趣味の人」。現在は学習ボランティアを通して子どもたちに数学を教えています。算数や数学の問題に潜む「解ける快感」を一人でも多くの人に味わってほしいです。
編集:TRILLニュース編集部