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簡単なのに読めない!【野点】この読み方わかる?

  • 2021.11.30

今回ご紹介する「野点」という漢字は、意外と読むのに苦戦するでしょう。 簡単な漢字しか並んでいないにもかかわらず、読めないのは本当に悔しいもの。 では、なんと読むのかさっそく解読しましょう!

(1)「野点」はそのまま読んではNG

多くの人は、そのまま「やてん」と読んでしまうでしょう。 まず、「野」を「や」、「点」を「てん」とは読みません。 別の読み方を想像すると、すんなり読むことができるかもしれません。 この漢字は「のだて」と読みます。 「点」の読み方が難しかったのではないでしょうか。 まさか「だて」と読むとは思いませんよね。 なかなか簡単には読むことができないので、知ったあなたは一歩前進です。 (『広辞苑』より)

(2)「野点」とは優雅な気持ちになるアレです

漢字からは想像しにくい「野点」ですが、なんと意味は「野外でお茶を立てること。また、その茶の湯」のことをさします。 まさか、外でのお茶会をこのような言葉で表現するなんて!と思いますよね。 しかし、茶道をする人には常識なことなのだそう。 普段、このような機会に触れることが少ないので、知識として知っておくだけでもプラスです。 かしこまった野点をしなくても、簡単に野点ができますよ! インスタントの抹茶粉にマグ、お湯を用意すればOKです。 (『広辞苑』より)

(3)「野点」は豊臣秀吉がきっかけ

室内で行なう茶道とは違い、礼儀などなく、ただ自然の中で優雅にお茶を楽しみます。 野点のはじまりは、じつは戦に向かう豊臣秀吉のために千利休がしたのがきっかけです。 場所がどこであれ、お茶を飲み嗜む余裕は必要ということだったのでしょう。 その後、多くの人にお茶を飲んでもらおうと振る舞ったことで広まっていきました。 これを提案した秀吉もですが、これをプロデュースした千利休もすごいですね。 もし、秀吉が提案しなければ野点もなかったかもしれません。 (『広辞苑』より) 外でのお茶を楽しむことをさす「野点」。 難しい意味と思いきや、まさかのお茶会をさす言葉だったとは思わなかったことでしょう。 自然を感じつつ、温かいお茶でゆっくり時間を過ごすのもいいのではないでしょうか。 (恋愛jp編集部)

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