「疎疎しい」はなんと読む？読めたらスゴい難読漢字、正解は...？

「小竹（ささ）」や「急度（きっと）」のように特別な読み方を知っていなければ、なかなか読む事ができない漢字があります。

今回ご紹介する「疎疎しい」もそのパターンの漢字です。

「疎」は「疎遠（そえん）」の「そ」や「疎か（おろそか）」と読む事が多い漢字ですよね。

さぁ、それではこの「疎疎しい」は、一体なんと読むのでしょうか？

「そそしい」や「おろおろしい」とそのまま読んでも、もちろん正解ではありません。

「疎疎しい」と「疎い」は「疎」の部分が同じ読み方です。

つまり「疎い」の読み方がわかれば、「疎疎しい」の読み方もわかります。

さっそく例文を元に「疎い」の読み方を考えてみましょう！

「私はこの分野には疎いので、専門家の方にお願いしました」

誰しもが一度は聞いた事のある言葉です。

わかった方は「疎疎しい」の読み方も正解できるはず…！

それでは正解を発表します！

正解は「うとうとしい」でした！

さっそく「疎疎しい（うとうとしい）」を辞書で調べてみましょう！

親しくない。冷淡だ。よそよそしい。「ー態度」

出典：山口明穂和田利政池田和臣編、『旺文社国語辞典』（第十一版）、旺文社（2013年10月13日第十一版発行）p.139

「うとうと」という言葉がある事で、「疎疎しい（うとうとしい）」に眠たそうなイメージを持った方もいるかもしれません。

しかし、そのようなイメージは、実際の意味とはまったく異なるので注意が必要ですね。

ちなみに「疎い（うとい）」は「親しくない・よく知らない」という意味を持っています。

ぜひこの機会に「疎疎しい（うとうとしい）」と「疎い（うとい）」の使い方をマスターしておきたいものですね。

いかがでしたか？

「疎疎しい」は「うとうとしい」と読みます。

なかなか使う機会の少ない表現かもしれませんが、知っておいて損はないと思います。

他にも、まだまだ面白い読み方をする漢字がたくさんあります。

気になった方は調べてみてくださいね！