1. トップ
  2. 「双ぶ」はなんと読む?読めたらスゴい難解漢字、正解は?

「双ぶ」はなんと読む?読めたらスゴい難解漢字、正解は?

  • 2022.8.6
undefined

今回ご紹介する漢字は「双ぶ」。

「双子(ふたご)」や「双眼鏡(そうがんきょう)」のように使うことが多い漢字ですが、一体なんと読むのかわかりますか?

一見すると難しく思えますが、読み方は決して難しいものではありません…!

さあ、一緒に読み方を考えてみましょう。

「双ぶ」の読み方!

では、早速「双ぶ」の読み方を発表します。

「ふたぶ」と読んだ方は、不正解!もちろん「そうぶ」でもありませんよ。

複数のものが隣り合うことを表す言葉、と言っていいかもしれません。

さて、そろそろ読み方がわかってきた方も多いのではないでしょうか。

正解は「ならぶ」でした!

「双ぶ」の豆知識

では、「双ぶ(ならぶ)」とはどういう意味なのでしょうか。

①人が同じ方向を向いて列をつくる。また、隣り合って位置する。
②物が列をなして配置される。また、配置される。
③程度に差がなく対等である。肩を並べる。匹敵する。

出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.1306

 

普段使っている「並ぶ」と同じ意味ですね。ほかに「列ぶ」と書くこともできます。

ところで、「双ぶ」と「並ぶ」、「列ぶ」はどのように使い分けたらよいのでしょうか。

一般的には《並》を用いる。
多くのものがずらりと続く場合には《列》を使うと、ニュアンスがはっきりする。
二つはないことを強調したい場合には、《双》を書くと、効果が高い。

出典:円満字 二郎、漢字の使い分けときあかし辞典、研究社(2016年5月20日版)p.391

 

実は微妙に使い方が異なるんですね!

まとめ

いかがでしたか?

「双ぶ」は「ならぶ」と読みます。

「並ぶ」の字を使うことが多いですが、行列や隊列のように、二つあることではなく線のように続いている様子を表すときは「双ぶ」を使ってみてください!