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「備に」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は...?

  • 2022.3.15
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今回ご紹介するのは「備に」。

「備蓄(びちく)」や「完備(かんび)」のように使われることの多い「備」に、送り仮名「に」がついています。一体なんと読むのかわかりますか?

さあ、一緒に考えてみましょう!

「備に」の読み方!

では、早速「備に」の読み方を発表します。

「びに」と読んだ方は、不正解!もちろん「そなに」でもありませんよ。

ヒントは、マメな性格の方の動作を表したり、しっかりと物事を調べたりするときに使う言葉です。

「備に話を聞く」や「備に詳細を調べる」などのように使うことが多いでしょう。

読み方は「○○○に」です。○に当てはまる言葉を3文字で考えてみてください。

さあ、そろそろ読み方はわかりましたか?

正解は「つぶさに」でした!

「備に」の豆知識

では、「備に(つぶさに)」とはどういう意味なのでしょうか。

細かいところまでくわしく。詳細に。また、すべてをもれなく。ことごとく。

出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.1151

 

ほかの漢字では「具に」や「悉に」と書くこともできます。

「備」といえば、普段は「備える(そなえる)」と使われることが多いですが、なぜこのような意味をもつようになったのでしょうか。

「備」は矢をさして入れ、腰に下げる道具を人が背負っているところからできた漢字です。

いつ戦いが起きてもいいように前もって矢を準備しておく様子から「そなえる」の意味をもつようになりました。

まとめ

いかがでしたか?

「備に」は「つぶさに」と読みます。

ひらがなで「つぶさに」と書くことが多いかもしれませんが、「備に」の漢字もぜひ覚えておいてくださいね!