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【漢字】「十八番」は「じゅうはちばん」以外になんと読む?

  • 2022.1.14
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突然ですが、あなたはほかの人よりも何か得意なことはありますか?

走るのが速かったり、歌をうたうのが上手だったり、人それぞれあるかと思います。

さて、今回は得意なことを披露するときによく使う漢字から「十八番」をご紹介します。読み仮名3文字で考えてくださいね。

一体なんと読むのかわかりますか?

「十八番」の読み方!

では、早速「十八番」の読み方を発表します。

そのまま「じゅうはちばん」と読んだ方、確かにそのような読み方もできますが、今回は3文字の読み方を考えてみてください。

カラオケに行ったときに「十八番」を使う機会が多いでしょう。

もっとも得意な歌を披露するとき、「この曲が私の十八番だよ」と言ったことがある方もいるかもしれません。

そろそろ読み方はわかりましたか?

正解は「おはこ」でした!

「十八番」の豆知識

では、「十八番(おはこ)」とはどういう意味なのでしょうか。

①得意とする芸。また、得意とする物事。十八番(じゅうはちばん)。
②輿にのるとすぐに出る口癖や動作。

出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.250

 

得意とするものを表すときに使う言葉ですね。

では、なぜ得意なものを「十八番」と呼ぶようになったのでしょうか。

諸説ありますが、歌舞伎で特別な演目のことを「十八番」と呼んでいたからという説や、歌舞伎十八番の台本を箱に入れて保存していからという説があります。

それにしても、一番得意なことなのに一番ではなく「十八番」と書くのはなんだか不思議ですね。

まとめ

いかがでしたか?

「十八番」は「おはこ」と読みます。

何か得意なことを披露するときは、ぜひ今回の「十八番」を使ってみてくださいね!