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「労れる」はなんと読む?読めたらスゴい難解漢字、正解は...?

  • 2022.7.29
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学校の授業で長距離走をした後、数日間連勤で働いた後、ほとんど寝ずに夜を過ごした後、どっと体が重く感じますよね。

そんなときに使いたくなる漢字から、今回は「労れる」をご紹介します。

さて、一体なんと読むのかわかりますか?

「労れる」の読み方!

では、早速「労れる」の読み方を発表します。

「労働」や「過労」のように「ろう」と読むことが多いですが、「ろうれる」と読んだ方は、不正解!

ヒントは、体をめいっぱい動かした後や、体力を使ってくたくたなときによく使う言葉です。

「遊びすぎて労れる」や「へとへとに労れる」というように使うことが多いですよ。

よっぽど体力があり余っていない限り、誰もが一度は使ったことがあるはずです!

そろそろ読み方はわかりましたか?

正解は「つかれる」でした!

「労れる」の豆知識

「つかれる」は基本的に「疲れる」と書くことが多いと思います。そのため、まさか別の漢字で書くことができるなんて…と驚かれた方もいらっしゃるかもしれません。

なお、「つかれる」には、私たちがよく使う「疲労する」以外の意味もあるんですよ。この機会に確認しておきましょう!

①体力や気力を消耗して元気を失う。ぐったりする。くたびれる。疲労する。
②長く使ったために質や機能がおとろえる。くたびれる。

出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.1135

 

さて、「労」は簡単な漢字ではありますが、ほかにも難しい読み方が存在します。

「労く(はたらく)」や「労る(いたわる)」、「労う(ねぎらう)」は、なかなか読めない方も多いのではないでしょうか?

ちなみに「労」は、神様がねぎらったりいたわったりするという意味で使われていた漢字で、それが後に勤めるや働くの意味になり、そこから疲れるや苦しむという意味ももつようになったんだとか。

まとめ

いかがでしたか?

「労れる」は「つかれる」と読みます。

「労れ」を感じているときは、ゆっくり体を休めてしっかり睡眠を取ってくださいね。

無理に体を動かしていると後々ダメージが来てしまうかもしれません…!