「允す」はなんと読む？読めたらスゴい難読漢字、正解は...？

今回ご紹介する漢字は「允す」。

「允」は、「允許（いんきょ）」や「允可（いんか）」などに使われ「いん」読むことが多い漢字ですが、一体なんと読むのかわかりますか？

実は答えは誰もが一度は使ったことであろう読み方ですよ。

さあ、一緒に考えてみましょう。

「允す」の読み方！

では、早速「允す」の読み方を発表します。

「允」には「まこと」の読み方もありますが、答えは「まことす」でもありません。

ヒントは、何かを承諾したり受け入れたりするときに使う言葉です。

相手に頼み込むときにも使うかもしれません。

「パートナーのご両親に結婚の允しを請う」のように、許可を貰うときに使うこともありますよ。

さあ、読み方はわかりましたか？

正解は「ゆるす」でした！

「允す」の豆知識

では、「允す（ゆるす）」とはどういう意味なのでしょうか。改めて辞書で調べてみましょう。

①相手の願いや申し出を聞き入れて希望どおりにさせる。許可する。認める。
②罪・過失などをとかめだてしないですます。容認する。
③義務や負担などを免除する。
④相手の思いどおりにさせる。
⑤状況などがある物事を可能にする。
⑥軽快や緊張をゆるめる。
⑦そうであると認める。容認する。

出典：北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店（2017年4月1日版）p.1779

 

普段使っている漢字だと「許す」が一般的かもしれません。ほかに「赦す」と書くこともできますよ。

まとめ

いかがでしたか？

「允す」は「ゆるす」と読みます。

普段は「許す」を使うことが多いですが、「允す」の字もぜひ覚えておいてくださいね！