「云云」はなんと読む？読めたらスゴい難解漢字、正解は...？

今回ご紹介する漢字は「云云」。

「うんぬん」と読むことが多いですが、実はほかにも読み方があるんです。

誰もが一度は使ったことがある言葉ですよ。

今回は4文字で読み方を考えてみてくださいね。

さて、一体なんと読むのかわかりますか？

「云云」の読み方！

では、早速「云云」の読み方を発表します。

「うんうん」と読んだ方は、不正解！

ヒントは「実はこういうことがありまして…」といったシチュエーションで使うことの多い言葉です。

「云云」だけで使うこともあれば、「かくかく云云」と言うこともあります。

ほかの漢字では「然然」とも書けますよ。

さあ、そろそろ読み方はわかりましたか？

正解は「しかじか」でした！

「云云」の豆知識

では、「云云（しかじか）」とはどういう意味なのでしょうか。

具体的に述べたり文章を繰り返したりすることを省略する語。

出典：北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店（2017年4月1日版）p.717

 

詳しい内容の代用として使われる言葉ですね。

「云」は「云云」以外に、「云う（いう）」と使うことが多いでしょう。

実は「云」の漢字は、雲の形から作られたものです。雲の中に竜が頭を隠し、尻尾が雲から見えている形です。

そのため「云」には「くも」という読み方も存在します。

ちなみに「云云」を「うんぬん」と読む場合は次の意味になります。

①引用した分や一言では言い切れない言葉を中断し、あとを省略するときに用いる語。
②あることについて、あれこれいうこと。

出典：北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店（2017年4月1日版）p.184

 

省略したりあれこれ言うときに使うんですね。

まとめ

いかがでしたか？

「云云」は「しかじか」と読みます。

「かくかく云云」を使う機会があったら、ぜひ「云云」を思い出してくださいね。