「一見」は「いっけん」以外になんと読む？読めたらスゴい難読漢字、正解は...？

知らない街に行ってご飯を食べようと思って美味しそうなお店を見つけても、初めていくお店の場合は躊躇したり、敬遠してしまう方も多いのではないでしょうか。

とくにチェーン店ではなく個人で営業しているお店は、のれんをくぐるのに勇気がいります。

今回は個人経営のお店で時々目にすることがある漢字から「一見」をご紹介します。

さて、一体なんと読むのかわかりますか？

「一見」の読み方！

では、早速「一見」の読み方を発表します。

「いっけん」とも読みますが、今回は不正解です。

「一見さんお断り」と使われることが多いでしょう。

間違えて「いっけんさんお断り」と読んでしまっている方も多いかもしれませんが、実は間違いなんです。

さあ、読み方はそろそろわかりましたか？

正解は「いちげん」でした！

「一見」の豆知識

では、「一見」とはどういう意味なのでしょうか。

料理屋などの客が、なじみでなく初めてであること。また、その客。

出典：北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店（2017年4月1日版）p.107

 

初めて来る客のことを「一見」と言うのですね。

「一見さんお断り」の店で食事をするには、誰かに紹介してもらわなければなりません。

紹介されて来た人が万が一お金がたりなくても、紹介者に請求できるためです。

クレジットカードが普及していなかった時代は、こうやって店を守っていたと言われています。

まとめ

いかがでしたか？

「一見」は「いちげん」と読みます。

普段はあまり「一見さんお断り」の店を見ることはありませんが、もし見つけたら誰かに紹介してもらいましょう！