「他所」はなんと読む？読めたらスゴい難読漢字、正解は...？

今回ご紹介する漢字は「他所」。

「他界」や「自他」などと使う「他」と、「所在」や「居所」などと使う「所」を合わせた漢字ですが、読み方はわかりますか？

決して難しい読み方ではありませんが、漢字を使って書くことはあまりないかもしれません。

今回は2文字で読み方を考えてみてくださいね。

さあ、一緒に考えてみましょう！

では、早速「他所」の読み方を発表します。

「たどころ」と読んだ方は、不正解！

「たしょ」とも読みますが、今回はもっと身近な読み方を考えてみてください。

友達と遊ぶとき、親から「他所の家にはあがっちゃだめだよ！」と言われた経験がある方もいるのではないでしょうか。

「他所」はこのように、ほかの場所に行くようなときに使う言葉です。

「ものを他所に移動する」や「他所の店では売っていない商品」のように使うことが多いでしょう。

さあ、そろそろ読み方はわかりましたか？

正解は「よそ」でした！

では、「他所」とはどういう意味なのでしょうか。

①別のところ。特に、自分の所属とは別の組織・集団。
②自分の家以外のところ。他人の家や家庭。
③…と関わりなく。…を無視して。

出典：北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店（2017年4月1日版）p.1797

別のところやほかの人の家のことを指す言葉なんですね。

ちなみに「たしょ」と読む場合も意味は「よそ」と同じです。

「よそ」はほかの漢字で「余所」と書くこともできます。

子供のころ、「他所」の家に行って遊んだ経験がある方も多いでしょう。

いかがでしたか？

「他所」は「よそ」と読みます。

「他所」の家に行くときは、失礼がないように気をつけたいですね！