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「針魚」は「はりうお」以外に何と読む?読めたらスゴい難解漢字、正解は...?

  • 2021.12.22
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今回ご紹介する漢字は「針魚」。

釣り針で魚を釣ることは多いけれど、針を持っている魚の数は少ない気がします。

こちら「はりうお」や「はりよ」「はりお」と読めますが、今回は別の答えを考えてみてください。

それでは、一体なんと読むのでしょうか?

「針魚」の読み方!

では、早速「針魚」の読み方の発表です。

勿論、針を持つ魚の代表的存在の「はりせんぼん(針千本、魚虎)」は違います。

ヒントは針を持っているのではないこと。そして、「細魚」とも呼ばれるフォルムこそが最大のヒント!

と言えば、思い浮かんだ方も多いのではないでしょうか?

正解は「さより」でした!

「針魚」の意味は?

それでは「針魚(さより)」の意味を改めて、辞書で調べてみましょう!

近海にすむ、細長い小形の硬骨魚。下あごが長く、嘴(クチバシ)のように突き出ている。腹は銀白色で、側面の前後方向に太くて青い線がある。食用。〔サヨリ科〕

出典:山田忠雄・倉持保男ら編、新明解国語辞典、三省堂(2020年11月20日第八版、青版)p.609

 

サヨリの大きさを表す表現で、「エンピツ」と「カンヌキ」を聞いたことはありますか?

「エンピツ」は文字通り、細くて小さいサイズのサヨリのこと。対して「カンヌキ」は扉をしっかりと閉じる役割を担う閂(かんぬき)のように大型サイズのサヨリです。

また「針魚」、「細魚」の他に「鱵」という表記をするそうですよ。そして、冒頭で記述した「針魚」の読み方である「はりうお」「はりお」は「さより」の異名なんだそうです。

まとめ

いかがでしたか?

「針魚」は「さより」と読みます。

ぜひ、この機会に「針魚」の読み方をマスターして、ご友人やご家族との話のネタにしてみてください!