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「馬刀貝」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.2.15
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今回ご紹介する難読漢字は変わり種! こちらの「馬刀貝」になります。

「馬の刀の貝…?」漢字の構成を見るといったい全体、何のことだかさっぱりですよね。でも、意外と身近な貝の一つなんですよ。見かけたことのある方も多いはず!

さて、いったいなんと読むのでしょうか?

「馬刀貝」の読み方!

「こんな貝初めて聞いた…!」そう疑問に思われた方も多いはず。しかし、潮干狩りに行ったことのある方は、こちらをゲットしたことがあるかもしれません。

と言っても「浅利(あさり)」や「蜆(しじみ)」ではないですよ。もちろん「蛤(はまぐり)」でもありません。読み仮名は4文字で、「貝」の部分は「がい」と読みます。

ある特徴的な性質を持っていて、それを利用して捕獲する貝です。いかがでしょう…?

それでは、正解を発表します。

正解は「まてがい」でした!

「馬刀貝」について

「浅利」や「蜆」ほど有名じゃないものの、「馬刀貝(まてがい)」も潮干狩りでは定番の貝なので、捕獲したり食べたことのある方もいらっしゃると思います。

さて「馬刀貝」の特徴的な性質とは? 気になっている方も多いと思います。辞書で確認してみましょう!

〘名〙 マテガイ科の二枚貝。北海道南部以南の潮間帯に分布し、内湾の干潟にすむ。殻は長円筒形で、殻長約一二センチメートル。表面は汚黄色の殻皮をかぶり、内面は白色。砂泥に垂直に深く穴を掘ってすみ、殻の前端からあしを、後端からは水管を出す。すんでいる穴に食塩を入れるととびだしてくるので容易にとれる。肉は柔らかくて美味。干製品にもする。いたがい。かみそりがい。まてのかい。まて。《季・春》 〔日葡辞書(1603‐04)〕

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

なんと「馬刀貝」は住処に塩を入れると、飛び出してくるんだそう。気になった方方はぜひ動画などを探してみてくださいね!

また、「まてがい」は「馬蛤貝」「蟶貝」とも表記できるんだそう。

まとめ

いかがでしたか?

「馬刀貝」は「まてがい」と読みます。

魚類に負けず劣らず、貝類にもたくさんの難読漢字がありますよ。気になる方はぜひ調べてみてくださいね!