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「鯷魚」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.1.22
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「鱈(たら)」や「鮪(まぐろ)」、「鮭(さけ)」などなど…魚を表す漢字は数多ありますよね。みなさんは、いくつぐらいご存知ですか?

今回は、数ある中から「鯷魚」をピックアップ。

みなさんは、はたしてなんと読むかわかりますか?

「鯷魚」の読み方!

「鯷魚」の「魚」部分は「さかな」や「ぎょ」とは読みません。

ちなみに、正解の読み仮名はなんと6文字になります! 

それでは、正解を発表します。

正解は「ひしこいわし」でした!

「鯷魚」について

「魚」部分を「いわし」と読むなんて、びっくりされた方も多いのではないでしょうか?

ちなみに「鯷魚(ひしこいわし)」は「鯷鰯」とも書きます。後者だったら読めた! という方もいらっしゃったかもしれません。

それでは「鯷魚」がどのいった魚なのか?辞書で確認してみましょう!

〘名〙 カタクチイワシ科の海魚。全長一八センチメートルに達する。背面は暗青色、腹面は銀白色。口は大きく、上あごは下あごより長く、吻端は丸く前方に突き出す。産卵期は春から秋にわたり、稚魚のシラスは長期間みられる。成魚は、ごまめ、田作りなどの乾製品にするほか、鰹釣りの生き餌(え)にし、稚魚は、いりこ、しらす干しなどにする。各地の近海に分布。しこ。まいわし。せぐろいわし。ひしこ。《季・秋》 〔大和本草(1709)〕

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

「鯷魚」は「かたくちいわし」の古名になります。こちらなら聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

また、朝ごはんに「しらす」をかけたご飯を食べたご経験は、誰しも一度はあると思います。実は「しらす」って、ある特定の魚の名前ではないんです。「鯷魚」をはじめ、白い稚魚の総称となっています。この機会に合わせて覚えておきましょう!

ちなみに「ひしこいわし」の略として今回の「鯷魚」や「鯷」は短く「ひしこ」と読むこともできます。

まとめ

いかがでしたか?

「鯷魚」は「ひしこいわし」と読みます。

魚に関する漢字って、面白いものがたくさんありますよね。

今後もたくさん出題していきますので、ぜひお楽しみに!