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「鯢」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.1.24
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今回は、数ある魚へんの漢字から「鯢」をご紹介します。

右側は「睨」という漢字と同じですよね。実は、こちらが大きなヒントになっています。

さて、みなさんは正しく読むことができますか?

「鯢」の読み方!

「全然わからない…」という方は、「睨」という漢字から読み方を考えてみてください。

こちらは送り仮名「む」をつけて「睨む(にらむ)」と読みますよね。「鯢」の読み方は、そのような目つきを表す言葉と同じになっています。

読み仮名は4文字です。「○○○○を立てる」なんて言葉を聞いたことはありませんか?

それでは、正解を発表します。

正解は「めくじら」でした!

「鯢」について

「目くじら」とは「怒ったような目つき」を意味します。相手を睨む時は、そのような目つきをしますよね。ちなみに、「目くじらを立てる」は「相手の欠点を取り立てて責める」ことです。

なお「鯢」は「さんしょううお」とも読みます。「山椒魚」と書くことが一般的ですが、別表記もあるんですよ。

さて「鯢(めくじら)」という魚を今回初めて知った、なんて方は多いはず。でも、きっと簡単にどのような魚かわかりますよ。

それでは「鯢」の正体をお伝えします!

〘名〙 めすの鯨。鯨のめす。

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

「めすの狐」を「牝狐(めぎつね)」というように、「めすの鯨」を「鯢」というんです!

ちなみに、「おすの鯨」は「雄鯨(おくじら)」と言います。合わせて覚えておきましょう!

まとめ

いかがでしたか?

「鯢」は「めくじら」と読みます。

今後も動物をはじめ、様々なジャンルの難読漢字をご紹介していく予定です。楽しみにしていてください!