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「洗」は「せん」以外になんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.6.6
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毎日の家事って本当に大変…。料理や掃除、そして洗濯などなど。することがたくさんあるので家事だけで疲れてしまう方も多いかと思います。

さて今回は洗濯にも入っている「洗」をピックアップ。こちらは一文字で「せん」と読むことが一般的ですが、実は他にも面白い読み方があるんですよ。はたして、みなさんは答えられますか?

「洗」は「せん」以外に…?

「分かった! 洗う(あらう)でしょう?」そのように考えた方は多いはず。「洗い物(あらいもの)」や「皿洗い(さらあらい)」など、たしかにそう読む機会は多いです。

でも残念! 今回は送り仮名なしで、「洗」一文字の読み方を答えてくださいね。読み仮名はなんと4文字です! いかがでしょう?

「あらう」にとても近いですが、日常ではあまり使わない言葉かもしれません。

それでは、正解を発表します。

正解は「あらわい」でした!

上記のほかにもそのまま「あらい」と読むこともあります。

気になるその意味は?

「洗(あらわい)」なんて言葉、聞いたことがないという方がほとんどかもしれません。筆者も今回調べて、はじめてその存在を知りました…!

さて、それではいったいどのような意味なのか? また、どうしてそのような読み方をするようになったのか? 辞書で確認してみましょう!

〘名〙 (動詞「あらふ(洗)」の未然形に、助動詞「ふ」の付いたものの連用形の名詞化) 洗うこと。すすぎ。洗濯。

出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館

 

なるほど! 「洗」の未然形「あらは」に、助動詞「ふ」が付いたものの連用系が名詞化し「あらわい」という言葉が生まれたようです。

意味はそのまま「洗うこと」です。

かなりマニアックな言葉、読み方なので、ご存知の方は少なかったはず。ぜひこの機会に覚えていってくださいね!

まとめ

いかがでしたか?

「洗」は「せん」以外に「あらわい」や「あらい」とも読みます。

今後も見慣れた漢字の面白い読み方をどしどしご紹介していく予定です。楽しみにしていてくださいね!