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「中心」は「ちゅうしん」以外になんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.1.20
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突然ですが、「中心」を、みなさんはなんと読んでいますか?

「え? ちゅうしんに決まっているじゃん…」と不思議に思われた方も多いはず。実はこちら、なんと「ちゅうしん」以外の読み方もあるんです。

さて、いったいなんと読むのでしょうか…?

「中心」は「ちゅうしん」以外に…?

「下心」という言葉から、「なかごころ」という読み方にたどり着い方もいらっしゃるかもしれません。でも残念! 正解の読み仮名は3文字になります。

実は「なかごころ」はかなり惜しいんです。こちらを読み仮名3文字になるように、微調整してみましょう。きっと正解にたどり着けるはず!

はたして、気になるその読み方は…?

それでは、正解を発表します。

正解は「なかご」でした!

「中心」には様々な意味が!

「なかごころ」から「ころ」をとった「なかご」が正解でした。みなさんは、無事この読み方にたどり着けましたか? ちなみに「中子」とも表記することができます。

さて、実は「中心(なかご)」にはたくさんの意味があります。その中には「中心(ちゅうしん)」とは全く別の意味もあるんです。

さっそく、辞書で確認してみましょう!

〘名〙
① 物の中央部。中心。しん。〔観智院本名義抄(1241)〕
② (堂の中央に安置するところから) 斎宮(さいぐう)の忌詞(いみことば)で、仏をいう。
③ 瓜類の種のある肉の部分。また、柑橘類の肉の部分。
④ 転じて、物の中にあるもの。中身。
⑤ 刀剣の柄(つか)の中にはいる部分。目釘の穴や、銘のある部分。
⑥ 鏃(やじり)の篦被(のかずき)より内側の篦中にはいる部分。
⑦ 入子(いれこ)作りになっているものの中のもの。重箱や飯盒などの容器の中にはめこんである小さいうつわ。
⑧ 葦の茎の中の柔らかい紙のような皮。
⑨ 空洞の鋳物を作る時、空洞となる部分に入れる鋳型。

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

上記が中心(なかご)に含まれる意味となりますが、中心(ちゅうしん)と同じ①以外にも、あまりの多さに驚かれた方も多いのではないでしょうか?

①や④はともかく、そのほかの意味はさすがにご存知ない方が多いのではないでしょうか。

この機会に「中心」の意外な読み方と意味について、しっかり覚えていってくださいね!

まとめ

いかがでしたか?

「中心」は「ちゅうしん」以外に「なかご」と読みます。

よく使っているあの言葉にも、もしかしたら全く別の読み方があるかもしれませんよ。

気になる方はぜひ調べてみてくださいね!