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「蚶」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.1.30
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今回ご紹介する漢字はこちら! 「蚶」です。

「虫が甘い…?」と、疑問を抱いている方も多いはず。実はこちら…なんと食べられるんです!

それを聞いて、さらに「???」になった方もいらっしゃるかもしれません。

では、この「蚶」はいったいなんと読むのでしょうか?

「蚶」の読み方!

そのまま「あま」と読んでしまった方はもちろん不正解! かと言って、「あまむし」や「かんちゅう」などでもございません。

実はこちら…なんと昆虫ではありません!「蛤」や「蚫」と同じ「貝」の仲間です。そして、読み仮名は4文字です。

それでは、正解を発表します。

正解は「あかがい」でした!

「蚶」について

「あかがい」は「赤貝」と書くことが一般的ですよね。でも 「蚶」とも書くことができるんです!

さて、みなさんは 「蚶」についてどれぐらい知っていますか? もしかしたら名前を聞いたことがあるくらいかもしれません。この機会にどういった特徴があるのかをしっかり確認しておきましょう!

フネガイ科の二枚貝。北海道南部以南に分布し、内湾の水深四〇メートル内外の泥中にすむ。殻長約一二センチメートルと大きく、殻頂がふくらみ、表面は白地に褐色の殻皮でおおわれ、四二本内外の放射状の肋(ろく)がある。近似種にサルボウガイ、サトウガイなどがある。肉は橙赤色で甘味があり、酢の物、鮨種、赤貝飯などにされる。肉が赤いところからいう。きさがい。《季・春》

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

その名の通り赤い色をしている 「蚶」。お寿司として食べることが多いですが、そのまま刺身としてはもちろん、なんと炊き込みご飯の具にもなるんだとか。

また、「蚶」は「あかがい」の古名として「きさ」と読むことができますよ。

まとめ

いかがでしたか?

「蚶」は「あかがい」と読みます。

よく見る、見慣れた漢字でも、違う漢字で書くことができることもしばしば…。

今後もご紹介していきますので、ぜひお楽しみに!