「鮨(すし)」に欠かせないものと言えば…? そう! 魚と「酢飯」ですよね。米酢を使ったものや赤酢を使ったもの、もちろんお米選びやその炊き方に到るまで、お店のこだわりが光る部分です。
さて今回は、そんな「鮨」の一つである「飯鮨」をご紹介します。「飯の鮨…?」と不思議に思った方も多いはず。はたしてなんと読むのか、またどのような鮨なのか? ぜひ当ててみてください!
「飯鮨」の読み方!
そのまま「めしずし」と読んでしまった方は不正解! しかし、方向性は合っています。
「鮨」の部分は「ずし」と読みます。つまり「飯」をどう読むかが、正解に至る鍵となります。
「飯」の読み方で、ほかに何が思いつきますか? 今回は「はん」ではありません。
では、どのように読むでしょうか…!
そろそろ正解を発表したいと思います。正解は、「いいずし」と「いずし」でした。
「飯鮨」について
「飯蛸(いいだこ)」という生き物をご存知ですか? 中に詰まった卵が米粒のようなので、その名前がつけられたと言われています。こちらを知っていたならば、「飯鮨(いいずし)」も簡単に読めたかもしれません。
それでは、「飯鮨」がどのような鮨なのか、辞書で調べてみましょう!
① 押し鮨の一種。飯の上にハモ、マツタケ、タケノコなどをのせたもの。京都六条、奈良などの名物。月夜。
② 飯に魚、ときに野菜や麹などを混ぜて漬けこみ、発酵させて作る鮨。いずし。
出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館
私たちが普段食べている鮨は、酢飯に適切な大きさに切った魚などのネタをのせて握ったものですよね。
でも、「飯鮨」は飯の上にのっているものが違っています。特に②の方は、「そんな鮨があるのか…」と、びっくりされた方も多いのではないでしょうか?
発酵させて作る鮨…いったいどのような味なんでしょう。いつか食べてみたいものですね!
まとめ
いかがでしたか?
「飯鮨」は「いずし」と「いいずし」と読みます。
食べ物に関する難読漢字はほかにもたくさんありますよ。今後もご紹介させていただきます!