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「颪」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.7.1
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見慣れた漢字に、ちょっと別の要素が加わるだけで、まったく別の読み方になってしまったり…。漢字って、本当に面白いですよね!

今回ご紹介するのもその一つ。「風(かぜ)」と「下(した)」はどちらもよく見慣れた漢字ですが、こちら二つがなんと上下に組み合わさった「颪」です!

さあみなさん、こちらを正しく読むことはできますか…?

「颪」の読み方!

「かぜ」と読みたくなる気持ちはとってもよくわかりますが、残念ながら不正解! もちろん「した」でもありませんよ。

読み仮名は3文字で、「下」にちなんだ読み方となっています。先述した通り「した」とは読みませんので、ほかの読み方をいろいろリストアップしてみましょう!

「さげる」「さがる」「しも」「げ」…この中に正解はありません。

そうなると、答えはもうあれしかないですよね。

そう! 正解は「おろし」でした。

「颪」について

「颪」の読み方は「おろし」でした! ノーヒントで分かった方は、案外少ないのではないでしょうか?

それでは「颪(おろし)」について、辞書で調べてみましょう!

《「下ろし」と同語源》冬季に山などから吹き下ろす風。「六甲颪」
[補説]「颪」は国字。

出典:『デジタル大辞泉』小学館

 

漢字は中国で作られた文字ですが、「国字」とは日本で作られた漢字体の文字のこと。「颪」のほかにも「峠(とうげ)」や「凧(たこ)」などが挙げられます。

ちなみに「颪」は「〇〇颪」というように、風が吹いてくる方向に位置する山の名前がつけられているケースがあります。たとえば「六甲颪(ろっこうおろし)」や「八甲田颪(はっこうだおろし)」などなど。興味を持たれた方は、ぜひいろいろ調べてみてくださいね!

まとめ

いかがでしたか?

「颪」は「おろし」と読みます。

今後も様々なジャンルの難読漢字をご紹介していく予定です。ぜひお楽しみに!