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「勇魚」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.1.14
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今回は、冬の季語でもある「勇魚」をご紹介します。

「勇気のある魚…?」と、不思議に思われた方も多いはず。でも、もしかしたら給食で食べたことがある方もいるかもしれないくらい、私たちになじみ深い存在なんですよ。

はたして何と読むのか、またその正体は…?

さぁ、当ててみてください!

「勇魚」の読み方!

「ゆうぎょ」と読んでしまった方も多いはず。でも、それは不正解!

読み仮名は3文字になります。つまり「さかな」と読むのはNGです。

ここで大ヒントを発表! 「勇魚」はなんと哺乳類なんです。そして、海の生き物の中でもかなりの巨体を誇ります。

ここまで言われたら、なんという生き物かもうわかっちゃいましたよね?

しかし、読み方を当てられる方は少ないと思います。

それでは、正解を発表!

生き物の正体は「くじら」で、読み方は「いさな」でした。

「勇魚」について

ヒントから、「勇魚」が「くじら」を表していることはわかったと思います。でも「いさな」と読めた方は少ないのではないでしょうか?

新選組隊長の「近藤勇(こんどういさみ)」を知っていた方は、「勇」が「いさむ」や「いさみ」と読むことを知っていたかもしれませんね。そこから、「いさな」にたどり着けたかもしれません。

では、なぜ「くじら」に「勇魚」という異名があるのでしょうか?

〘名〙 (「な」は魚のことで、「いさ(鯨)」という魚の意) 「くじら(鯨)」の異名。《季・冬》

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

なるほど! 「いさ」は「鯨」のことなんですね。

「勇魚」の異名の通り、大きな身体で海にたゆたうその姿に勇ましさを感じる方も多いはず。生き物の中でも「くじら」が一番好き、なんて方もいらっしゃると思います。

ちなみに、寒いこの時期に食べたくなるおでんの具材として、「くじら」を入れる地域もあるんだそう。いったいどんな味なのか、とっても気になりますね…!

まとめ

いかがでしたか?

「勇魚」は「いさな」と読みます。

興味を持たれた方は、ぜひ「勇魚」が入ったおでんもチェックしてみてくださいね!