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「黄鯝魚」は何と読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.1.27
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「さんま」は「秋刀魚」、「いわな」は「岩魚」など。魚を表す漢字はたくさんありますよね。みなさんは、どれぐらい知っていますか?

さて、数ある中から今回は「黄鯝魚」をご紹介します。読み仮名は3文字です。

ちょっと難しいですが、頑張って正しい読み方を当ててみてくださいね。

「黄鯝魚」の読み方!

真ん中の漢字はちょっと見慣れないかもしれません。「鯝」は「こ」と読んで、魚のはらわたを意味するんだそう。

では「黄鯝魚」の読み方は「きこさかな」…? 残念! 全然違います。先述した通り読み仮名は3文字です。

食用とのことですが、スーパーなどで見かける機会は少ないため、ご存知ない方も多いかもしれません。

それでは、正解を発表させていただきます。

正解は「わたか」でした!

「黄鯝魚」について

「黄鯝魚」と書いて「わたか」と読むなんて、想像もつかなかったかもしれません。

そして「いや、わたかって何…?」と、読み方を聞いてさらに困惑された方もいらっしゃると思います。それでは、辞書でチェックしてみましょう!

コイ科の淡水魚。全長約30センチ。体は側扁し、背部が淡黒褐色のほかは銀白色。琵琶湖特産であるが、移殖されて関東以南にみられる。食用。うまうお。わたこ。《季 春》

出典:『日本国語大辞典』(小学館)

 

もともとは琵琶湖特産だったようです。もしかしたら、当地にお住まいの方なら「黄鯝魚」のことを知っていたかもしれませんね。

ちなみに、「黄鯝魚」はほかに「腸香」とも書くんだそう。「腸」には「はらわた」という読みがあるので、「黄鯝魚」に比べれば読み方が浮かびやすいかもしれません。

でも「腸」の「香り」だなんて、ちょっと変わった表記ですね。

まとめ

いかがでしたか?

「黄鯝魚」は「わたか」と読みます。

「腸香」と併せて、この機会にぜひ覚えていってくださいね!