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「冬青」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.2.28
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2月も終わりを迎え、春までもう少し!といったところですが、まだまだ「冬の寒さ」も残っていますよね。

そこで今回は、そんな「冬」が入った難読漢字「冬青」をご紹介します。「ふゆあお」と読んでしまいたくなりますが不正解! 今回は、かなり難問となっています。

さあ、正解を当ててみてください!

「冬青」の読み方!

「冬青なんて初めて見た…」なんて方も多いはず。筆者も、偶然見つけた際は「なんて読むんだろう…」と困惑しました。

「冬青」は「とうせい」とも読めますが、今回は読み仮名3文字で考えてみてください!

「冬」は「とう」「ふゆ」、「青」は「あお」「せい」と読むのが一般的ですが、そのどれを組み合わせても1文字オーバーしてしまいます。

はたして、気になるその読み方は…?

「そよご」でした!

「冬青」について

「冬青」と書いて「そよご」と読むなんて、わかった方はほとんどいないのではないでしょうか? もしご存知だったなら、あなたの漢字リテラシーはかなり高いかもしれません!

さて、「冬青(そよご)」がどのような植物なのか気になっている方も多いはず。辞書で確認していきましょう!

〘名〙 モチノキ科の常緑低木または小高木。本州の関東以西、四国、九州の山地に生える。高さ二~三メートル。葉は革質で長さ五~一〇センチメートルの卵状楕円形。一~二センチメートルの葉柄があり先は尾状にとがる。(中略)硬い葉が風でゆれて「戦(そよ)ぐ」意でこの名がある。ふくらしば。

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

「本州の関東以西、四国、九州の山地に生える」とのことなので、当地にお住まいの方や、登山が好きな方は「冬青」を見たことがあるかもしれませんね。ちなみに、東京生まれ東京育ちの筆者は存在すら知りませんでした…。

「硬い葉が風でゆれて『戦(そよ)ぐ』意でこの名がある」とのことですが、「戦ぐ」も難読漢字の一つとなっています。合わせて覚えておきましょう!

まとめ

いかがでしたか?

「冬青」は「そよご」と読みます。

ちなみに、漢字には「冬」が入っていますが、花が咲くのは6月頃なんだそう。10月〜11月に赤い小さな実がなるんだとか!