1. トップ
  2. 「玉珧」は何と読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

「玉珧」は何と読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.1.11
undefined

この時期においしい食材と言えば…やっぱり「牡蠣(かき)」ですよね。生で食べてもよし、焼いてもよしお鍋に入れてもよし…! ほかにも、「浅利(あさり)」や「蜆(しじみ)」など、おいしい貝はたくさんあります。

さて今回は、そんな貝の一つである「玉珧」をご紹介。みなさんは、こちらを正しく読むことはできますか?

「玉珧」の読み方!

何を隠そう「玉珧」も、この時期旬を迎える食材! すし種として重用される高級な貝なんですよ。

もしかして、「玉」の部分を「たま」と読んでいたりしませんか? そのままでは答えにたどり着けませんよ! 一文字目は「た」でOK、二文字目は別のひらがなが入ります。ちなみに、読み仮名は全部で四文字です。

いかがでしょう? ちなみに、「玉珧」は「平貝」の読みが転訛したものとされています。

「平貝」が何かご存知の方ならば、答えがわかったのではないでしょうか?

正解は「たいらぎ」でした!

「玉珧」について

そう! 「玉珧」は「たいらぎ」のことなんです。すし屋さんで見たことはありませんか?

それでは、どのような貝なのか、辞書で確認してみましょう!

〘名〙 ハボウキガイ科の大形の二枚貝。東京湾以南の潮下帯の水深一〇メートルまでの砂泥底にすむ。殻長三五センチメートルにもなる。殻は細長い三角形を呈し、薄くてもろい。外面は淡緑褐色で殻頂から放射状のすじが走り、その上に多くの鱗状突起列がある。内面は黒く真珠光沢を帯びる。肉は割合に小さいが、貝柱は白色で大きく、すし種など上等の食品になる。たいらがい。えぼしがい。《季・冬》

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

気になるその味は…とっても甘くておいしいそう! 残念ながら筆者は食べたことがないので、それを知ってますます興味がわいてきちゃいました。う~ん、いつかすし屋さんで食べてみたいものです。

旬の食材はほかの時期に比べてよりおいしくなります。みなさんも、お店で「玉珧」を見かけたらぜひ買ってみてくださいね!

まとめ

いかがでしたか?

「玉珧」は「たいらぎ」と読みます。

今後も旬を迎える食材を表す難読漢字をご紹介していく予定です。お楽しみに!