1. トップ
  2. 「霖」は何と読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

「霖」は何と読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.1.18
undefined

「雨冠」の漢字っていろいろありますよね。最も定番なのは「雲(くも)」でしょうか? この時期になると「雪(ゆき)」が降る可能性もあります。

さて今回は、そんな「雨かんむり」の漢字から「霖」をご紹介。みなさんは、こちらがなんと読むかわかりますか?

「霖」の読み方!

「りん」とも読みますが、今回は読み仮名3文字で考えてみてください!

そう聞いて「はやし」と読んでしまった方はいませんか? でも残念! それは不正解なんです。

答えを聞いたらきっとと驚いてしまうかもしれません。それくらい意外な読み方なんですよ。

別表記では「長雨」とも書きます。これでもうわかりましたよね!

それでは、正解を発表します。

正解は「ながめ」でした!

「霖」について

「雨かんむり」に「林」と書く「霖」。まさかこちらに「ながめ」という読み方があるなんて…びっくりですよね。

それでは、辞書に記載されている意味を確認してみましょう!

〘名〙 (「ながあめ」の変化した語) 長く降り続く雨。和歌では、多く、「眺め」に掛けて用いる。

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

例えば、小野小町に「花の色は/移りにけりな/いたづらに/我が身世にふる/ながめせし間に」という有名な和歌があります。こちらも、「霖」と「眺め」が掛詞になっているんですよ。

なお、「りん」と読む際も意味は同じなんだそう。合わせて覚えておきましょう!

まとめ

いかがでしたか?

「霖」は「ながめ」と読みます。

有名な和歌にも使われているこの言葉、日常で使う機会はあまりないかもしれません。

でも、知識として知っておいて損はないでしょう。ぜひ覚えておいてくださいね!