1. トップ
  2. 「丱角」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

「丱角」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.1.2
undefined

「凸」や「凹」など、不思議な形をしている漢字ってありますよね。

今回はその一つ! 「丱」を使った言葉「丱角」をご紹介します。

「角」はよく見慣れた漢字ですが、「丱」を初めて見たという方も多いはず。

では、これら2つが組み合わさるとどのような読み方をするのでしょうか…?

さあ、当ててみてください!

「丱角」の読み方!

読み仮名は4文字! 正解にたどり着くためのカギは、やはり「丱」を読めるか否かにあります。

1文字目と3文字目は、同じひらがなが入りますよ。加えて、どこかに「ん」が入ります。

パズルのように、該当するひらがなを当てはめてみてください。

きっと答えにたどり着けるはずですよ!

それでは、正解を発表します。

正解は「かんかく」でした!

「丱角」について

「角」には「かく」や「かど」、「つの」という読み方がありますよね。今回は、この中の「かく」が正解!

1文字目と3文字目は同じひらがなが入るので「か〇かく」に。そして、唯一空欄となっている2文字目に「ん」を入れて「かんかく」になります。分かりましたか?

それでは、意味を確認してみましょう!

〘名〙 (「丱」は、両の角のような髪の貌の意)児童の髪形の一つ。あげまき。みずら。つのがみ。転じて、子ども。児童。丱童(かんどう)。

出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館

 

「児童の髪型の一つ」という意味から、「子ども」そのものも表すことになったそう。

とは言え、街中を歩いてもこの髪型をしているお子さんはなかなか見かけませんよね。

それもそのはず。「あげまき」で調べてみたところ、

上代の幼童の髪の結い方の名。

出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館

 

という情報を見つけました!

まとめ

いかがでしたか?

「丱角」は「かんかく」と読みます。

現代においては、日常的にあまり使用しない言葉ではありますが、観光地などで歴史に触れたりすると、「あげまき」をした人物画を見かけたりしますよね。

もしそんな機会があったら、「丱角(かんかく)」のことも思い出してみてください。