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「圧状」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2021.12.19
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「圧力(あつりょく)」や「圧縮(あっしゅく)」などで使われる「圧」、「状況(じょうきょう)」や「状態(じょうたい)」などで使われる「状」。どちらも見慣れた漢字ですよね。

では、これら2つを組み合わせた「圧状」をなんと読むか、みなさんはご存知ですか? ちょっと意外な読み方なんですよ。

さぁ、当ててみてください!

「圧状」の読み方!

 今回、正解にたどり着くためのカギは「圧」をどう読むか、といった点にあります。

しかし、「圧」に「あつ」以外の読み方があることを知らない方は多いはず。今回は、いつもよりちょっと難易度が高めかもしれません…!

「圧状」の読み仮名は小文字を合わせて5文字。「状」の部分は「じょう」と読むので、残り2文字を当ててみてください。

いかがでしょう、わかりましたか…?

それでは、正解を発表します。

正解は「おうじょう」でした!

「圧状」について

「圧」に「おう」という読み方があるなんて、びっくりされた方も多いのではないでしょうか?

筆者も調べてみましたが、「圧状」以外に「圧」を「おう」と読む言葉は見つけられませんでした…。ちなみに、「圧状」で「おさえじょう」と読むこともできるそう。

なお、意味は下記の通りです!

① 脅(おど)して強制的に書かせた文書。
② (当て字で「往生」とも) 転じて、無理におしつけて、承知させること。また、無理に承知させられること

出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館

 

余談ですが、中世日本では「圧状」は法制用語として使われていたそうで、拷問などの脅しによって無理やり書かされた調書のことを「圧状」と呼んでいたとのこと。

その調書の作成者による訴えがあった場合、それが「圧状」であるかどうかを訴訟機関が判断し、「圧状」であると認定された場合は調書自体が無効になる、といったケースもあったそうです。

まとめ

いかがでしたか?

「圧状」は「おうじょう」と読みます。

今後も様々な難読漢字をご紹介していく予定です。ぜひお楽しみに!