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コロナからの日常回復に舵を切った韓国、長い“待ち時間”を経て期待の新作映画が次々と公開予定

  • 2021.11.28
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長い待ち時間の末に、韓国映画の期待作が次々と公開する準備を終えた。

新型コロナのパンデミックによって、韓国映画界も凍りついた。すでに撮影を終えた作品も公開が無期限延期されるなど、“待ち時間”が続いた。しかし11月から日常を取り戻す「ウィズコロナ」が始まり、期待作も封切りとなる。

すでに『ジャンルだけロマンス』『恋愛の抜けたロマンス』『流体離脱者』(いずれも原題)などがボックスオフィスの上位に名前を上げて活躍中だ。『ジャンルだけロマンス』と『恋愛の抜けたロマンス』は、ロマンスのようでロマンスではない愉快さで好評を博している。『流体離脱者』はユン・ゲサンが1人7役を消化し、演技の変身に成功した。

来る12月1日には、『LOG IN BELGIUM』『テイリ』(いずれも原題)など多数の作品が劇場をより豊かにする予定だ。『LOG IN BELGIUM』は俳優ユ・テオが監督として参加した初の作品だ。彼は企画から演出、編集まですべて直接参加してドキュメンタリー映画を作った。『テイリ』は1970年代の青年チョン・テイルの話を描いたアニメで、チャン・ドンユン、ヨム・ヘラン、チン・ソンギュ、パク・チョルミン、クォン・ヘヒョが声優を務めた。

また、ソル・ギョング&イ・ソンギュンの『キングメーカー』(原題)と、ソン・ガンホ、チョン・ドヨン、イ・ビョンホンが出演した『非常宣言』(原題)もついに公開される。『キングメーカー』は2022年3月に大統領選挙を控えて公開するだけに、選挙をテーマにした映画として注目されている。『非常宣言』は韓国初の航空災害映画で、第74回カンヌ国際映画祭の非競争部門に招待され、好評を博した。

(画像=Megabox Plus M、ACEMAKER)『キングメーカー』(左)と『警官の血』

他にもカン・ハヌル、ハン・ヒョジュ主演の『海賊:鬼の旗』(原題)、チョ・ジヌン、チェ・ウシク、パク・ヒスンの『警官の血』(原題)も12月から1月に順次公開される。信じて観ることができる俳優たちが勢ぞろいだ。

俳優たちは口をそろえて「公開だけでも奇跡で、栄光だ」と話した。豊かな韓国映画のラインナップが長らく続いたパンデミックの疲れを吹き飛ばし、観客の慰めとなるか注目される。

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