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この難読漢字読める?【霙】雪国の人なら見たことがあるかも

  • 2021.11.28

冬になると、雪を楽しみにしているという方も多いでしょう。 しかし、雪と雨の中間である「霙」は少々やっかいになることも……。 「霙」という漢字をあなたは読めますか?

(1)「霙」の読み方

「雨」に「英」と書く「霙」ですが、いったい何をさしているのでしょうか。 天気に関することはわかりますが、その中のどれにあたるのか当てるのは難しいかもしれません。 ヒントは三文字で、鍋の料理名としても使われます。 「霙」は「みぞれ」と読むのです。 雪をよく見る地域では、冬の季節は雨より霙が多いのではないでしょうか。 (『広辞苑』より)

(2)「霙」はどのような雪のこと?

霙とは、雪が溶けかけて雨まじりに降る雪のひとつです。 氷雨ともいい、シャーベットのような状態が霙になります。 雪の中の水分がしっかり固まっていないので、降ってくると雨のように濡れます。 そのため、雨同様、降ってきても嬉しくない雪です……。 (『広辞苑』より)

(3)「霙」の成り立ち

雨をはじめ、雪や雲、霰、雹、霙など雨冠のつく漢字はたくさんあります。 なぜ、霙は「雨」に「英」と書くのでしょうか。 意味からいえば、「雨」に「氷」のほうがしっくりきそうですよね。 霙に「英」が使われるのは、「英」がポイントです。 「英」には「花」という意味があり、花のように雨まじりの雪が降る様子からつきました。 そう見れば、霙もなんだか愛おしく思えますね! (『広辞苑』より)

(4)「霙」を使った食べ物

最後に、「霙」という字が入った食べ物をご紹介します。 霙酒というお酒があり、奈良の名産品です。 麹をみぞれに見立てて、そのままお酒に浮かべたものになります。 見た目が美しく、華やかなお酒です。 先ほどチラッとご紹介しましたが、霙鍋もそのひとつになります。 霙鍋は、大根おろしをみぞれに見立てたお鍋です。 まっしろの大根おろしが、ほかの具材をキレイに見せてくれますね! (『広辞苑』より) 雨まじりの雪のことをさす「霙」。 雪国の地域は非常に大変ですが、雪は幻想的な雰囲気を作り出してくれます! この機会に、どんな雪の種類があるのか調べてみるのもいいでしょう。 (恋愛jp編集部)

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