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エイジングケア商品は何歳から使うべき?

  • 2021.11.27

世の中には、“本当”の答えが見つからない問題がある。あの有名人は、どこに消えたの? バターとジャムは、どっちが先? エイジングケア商品は何歳から使うべき?

知らなくていいこともあるけれど、エイジングケア商品に関しては当てになる情報がある。

イギリス版ウィメンズヘルスの専属スキンケアエキスパートで、スキンケアブランド『ZENii』創設者のジョー・ワード医師が、デリケートなスキンケアに必要な年代別のステップを教えてくれた。イギリス版ウィメンズヘルスより詳しく見ていこう。

エイジングケア商品は何歳から使うべき?-年代別のスキンケア習慣

「エイジングケア」は物議をかもす言葉かもしれないけれど、老化は誰にでもやってくる。だから、年に応じてスキンケア習慣を変えていくのは、肌の健康とバイタリティを守るために必要なこと。

肌の潤い、ハリ、十分なコラーゲンはどれも、肌が健康であることを示すサイン。

この3つの条件を後年まで維持するためには、エイジングケア商品を20代から使うべき。

でも、スキンケアだけしていればいいというわけじゃない。抗酸化成分が豊富なものを食べ、紫外線を防ぎ、十分な睡眠時間を確保して、たっぷりと水を飲み、ストレスレベルを管理しないと、若々しい肌は保てない。

20代で使うべきエイジングケア商品

若いうちに効果的なスキンケア習慣を身に付ければ、その分長く元気な肌を維持できる。スキンダメージは、あとになってから何とかするより防ぐほうが簡単で経済的。

20代でスキンケアの基礎を習得すれば、あとになっても年に応じた商品を追加するだけ。

スキンケア商品は、顔だけでなく首と手にも塗るのが大事。それを忘れると、首と手だけ先に老けることになる。

20代では、メイクを落として保湿しつつも、肌の自然な油分を剥ぎ取らない上質な洗顔料、毎日使える日焼け止め、滋養分の多いナイトクリーム、酸ベースの角質ケア商品が必要。

若いうちはコラーゲンによる肌のターンオーバーが早いので、わざわざレチノール入りの商品を使う必要はない。この年代における目標は、あれこれ使うことではなく、いまの肌を守ること。

30代で使うべきエイジングケア商品

30代は、20代で築いた基礎を強化するとき。30代のスキンケアは、後年の肌の状態に大きな影響を与えるので、時間と努力を費やした分だけ見返りが大きいと思っておこう。

この頃には、肌の構造をサポートするコラーゲンが減り始める。一度失われたコラーゲンを取り戻すのは難しい。大量のコラーゲンが失われると、肌が疲れて見えたり、シワが増えたり、たるんだり。そんなときに役に立つのはレチノール。

レチノールは、エイジングケア用のクリームに入っている場合もあれば、それだけで売られていることもある。肌の自然なコラーゲン産生を後押しするには、夜に使うのがベスト。

噂どおりレチノールは、効果がもっとも科学的に実証されたスキンケア成分の1つ。もっと頑張りたい人は、加水分解コラーゲン配合の美容ドリンクも飲んでみて。

加水分解コラーゲンには、肌の断片化を遅らせて、保湿を促すという臨床的な裏付けがある。

30代に入ると肌のターンオーバー周期も長くなるので、定期的な角質ケアで肌ツヤを保ち、細胞のターンオーバーを早めよう。

グリコール酸かフルーツ酸配合のスキンケア商品は、肌表面の汚れを取り除き、肌を明るくしてくれる。

40代で使うべきエイジングケア商品

40代と50代のスキンケアは保湿中心。加齢に伴いヒアルロン酸が減ってくると、肌が上手に水分を保てなくなる。

ヒアルロン酸配合の商品で肌を潤しながら、オメガ3脂肪酸が豊富な食生活でスキンバリアを修復し、肌に水分を閉じ込めよう。

※この記事は、イギリス版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text: Editor of Women's Health Translation: Ai Igamoto

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