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“物語”に共感してオーダーするスーツ。長い人生を彩る特別な一着と出会う

  • 2021.11.25
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どんなものでもクリックひとつで購入できる昨今、手間のかかる「なかなか買えないECサイト」での購入体験が面白い。出会えるのは、特別な物語とともに紡ぐオーダースーツ。長く愛用できる逸品になるだけでなく、普段の消費行動を見直すきっかけをくれるだろう。

“ブラックフライデー”が日本でも耳馴染むようになって久しい。「どんな店でも黒字になる」が由来のひとつといわれる、アメリカ発祥のセールの祭典だ。一方で、セールに触発されて衝動買いをしたものの、実際にはあまり使う機会がなかった、という経験がある人も多いだろう。コロナ禍における在宅シフトも相まって、あらゆるものを簡単に“ポチれる”昨今ならなおさら。2021年の環境省の発表によると、日本では1人あたり、1年間に1度も着用しない服が25枚あるのにも関わらず、毎年18枚を追加で買っているというというデータもあるそうだ。

そんな時代だからこそ、手間のかかる購入体験を通して「長く愛用できる一着」に出会えるECサイトが12月5日(日)まで公開中だ。オーダースーツのFABRIC TOKYOがブラックフライデーにあわせて提案する「WHITE FRIDAY 2021」。商品化されないまま工場に眠る良質な生地を使ったオーダーアイテムを購入することができる。

希少生地を商品化できるのはオーダーメイドだからこそ

スーツを作る生地の場合、大量生産には数千メートル単位の確保が必要だ。結果、数メートル単位で残された生地では、たとえ良質なものであっても、商品化できないまま長期在庫となり、最終的に廃棄処分されてしまう現実がある。ところが、オーダ―メイドであれば3メートルの生地でスーツ上下の制作が可能となる。

今回紹介されている生地は、FABRIC TOKYOが各地の生地工場・生地問屋に直接足を運んで厳選した高品質なものばかり。日本、イタリア、イギリスなど世界的な生地の名産地で作られた19シリーズ、色柄のバリエーションを含め44の生地を発掘。なかには、4メートルしか存在せず極めて希少性が高いものもあるそう。では、生地ごとに込められた生産者の想いや、生地ができるまでの物語を読み物で紹介。「100年の歴史 蘇る名作」「パリ、芸術が染み込むスーツ」などなど、タイトルを見るだけでワクワクしてくる。作り手の想いを乗せて届くオーダースーツは、文字通り世界で一着の特別なものになるはずだ。

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あえて手間をかけるからこそ、特別感が増す

そして「WHITE FRIDAY 2021」の最大の特徴は、「なかなか買えないECサイト」であるということ。特設サイトで生地が持つ“物語”を理解したうえで、共感コメントを書くことで購入ページに移動できる仕組みだ。なんでもワンクリックで購入できる時代に、あえて買い物に手間をかけることで、ふだんの消費活動を見直すきっかけにもなるだろう。

一人ひとりの体型や好み、ライフスタイルに合った服を、受注を受けた分だけ作るオーダーメイドは、それ自体が大量生産、大量消費の真逆をいくサステナブルな選択といえる。「WHITE FRIDAY 2021」特設サイトを訪れれば、長い人生を彩ってくれる、特別なアイテムと出会えるはずだ。

WHITE FRIDAY 2021
実施期間:2021年11月18日(木)~12月5日(日)
展開生地数:19シリーズ、44生地
商品:オーダースーツ(ジャケットやスラックス単品でのオーダーも可能)、オーダーカジュアルジャケット
価格:スーツ¥49,800~、カジュアルジャケット¥38,500~
特設ページ:
https://studio.fabric-tokyo.com/white_fridayHarumari Inc.
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