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爽やかで香ばしい"サバのハーブマリネ焼き"

  • 2021.11.24

マリネして焼くだけというシンプルな調理法ですが、ハーブの爽やかな香りが食欲を誘います。白ワインと合わせたい一品です。料理名を聞けば、すぐに味を思い浮かべられる安心、安定のおいしさをもった、定番おかず&副菜を大庭英子先生に教えてもらいました。

爽やかで香ばしい"サバのハーブマリネ焼き"

■“サバのハーブマリネ焼き”のつくり方

本サバとも呼ばれる真サバの旬は秋から冬。旬のサバは塩焼きや酢じめ、味噌煮と活躍します。さらにハーブとオリーブオイルでマリネした洋風のおかずをマスターしておけば完璧。ハーブの力で魚臭さはまったくありません。
塩味でスッキリ。簡単すぎるレシピだから気楽につくれるところもうれしいですね。過ごしやすくなった秋の夜、白ワインでゆっくり楽しむのもおすすめです。


◇材料 (2人分)

サバ:1/2尾分(180~200g) (三枚おろし)
塩:小さじ1/3
胡椒:少々
★ マリネ液:
・ にんにく:小1片分(薄切り)
・ 生姜:少々(せん切り)
・ パセリ:大さじ1(みじん切り)
・ ローリエ:小2枚
・ レモン:6枚(半月切り)
・ 白ワイン:大さじ1
・ オリーブオイル:大さじ2
★ つけ合わせ:
・ じゃがいも:小1個
・ ミニトマト:6個
・ イタリアンパセリ:適量
仕上げ用の塩:少々


(1)下ごしらえ
サバは1枚を半分に切り、皮目に浅く格子の切り込みを入れる。

下ごしらえ
下ごしらえ

(2)塩をふる
バットに入れて両面に塩、胡椒をふる。

塩をふる
塩をふる

(3)マリネする
マリネ液の材料を加えて全体にからめ、30分ほどおいてマリネする。

マリネする
マリネする

(4)焼く
じゃがいもは皮のまま洗い、耐熱の皿にのせてふんわりラップをかけ、600Wの電子レンジで3~4分加熱して4等分に切る。ガス台のグリルを熱してサバを並べ、まわりにじゃがいもをのせて8~10分焼く。器に盛り合わせて塩をふり、ミニトマト、イタリアンパセリを添える。

焼く
焼く
完成
完成

――教える人

「大庭英子 料理研究家」

身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。


構成:中村裕子 写真:原 ヒデトシ

この記事は四季dancyu「秋のキッチン」に掲載したものです。

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