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【神戸ファッション美術館】ポスターやラベルなど約500点を展示!「ミュシャ」展

  • 2021.11.23

神戸ファッション美術館で、特別展「ーアール・ヌーヴォーの華ー アルフォンス・ミュシャ展」が来年1月16日(日)まで開催中です。

出典:リビング兵庫Web

▲《黄道十二宮 ラ・プリュム誌のカレンダー》OZAWAコレクション蔵

アルフォンス・ミュシャ(ムハ)は、チェコの南モラヴィア地方出身の画家・デザイナー。19世紀末から20世紀初頭の、産業や経済の発展を背景に、人々が豊かな生活を追い求めた時代に「アール・ヌーヴォー・スタイル」を作りあげたアーティストの一人です。優美で華やかなデザインは、当時の人々の暮らしを彩っただけでなく、現在を生きる多くの人をも魅了します。 同展覧会は、「第1章-くらしを彩る装飾パネル」「第2章-パリ時代の魅力的な商業ポスター」など7章で構成されていて、ミュシャがデザインしたポスターや装飾パネル、ハガキ、切手、ビスケット缶などの商品パッケージやラベル、さらにデザインを学ぶ学生の教本として出版された『装飾資料集』『装飾人物集』など貴重な作品約500点が見られます。

※アール・ヌーヴォーとは、19世紀末から20世紀初めにかけて、フランスとベルギーを中心に広まった国際的な芸術運動・様式。フランス語で「新しい芸術」を意味し、草花など自然のモチーフが取り入れられていたり、自由な曲線で表現した装飾的なデザインが特徴。

出典:リビング兵庫Web

▲《パリ・イリュストレ》OGATAコレクション蔵

出典:リビング兵庫Web

▲《ビスケット缶容器》OGATAコレクション蔵

出典:リビング兵庫Web

▲《ランスの香水 ロド》OGATAコレクション蔵

「今回の展覧会は、コレクターの方にご協力をいただき、かなり多くの作品を展示することができました。また、当館所蔵の、19世紀末から20世紀初頭に当時の女性たちの間で流行っていたきらびやかなアール・ヌーヴォーのドレスも展示しています。S字ドレスと呼ばれるラインがとても美しいドレスですが、そのドレスとミュシャ作品のコラボレーション展示が見られるのは当館ならではです。作品や、ミュシャが生きた時代、街の雰囲気などをより理解していただけるのではと思います」と、同館広報担当・西山さん。 優雅な雰囲気の展覧会、秋のオシャレをして出かけてみては。 ---------- ----------

神戸ファッション美術館 特別展「-アール・ヌーヴォーの華- アルフォンス・ミュシャ展」 ■日時:2022年1月16日(日)まで ■会場:神戸市東灘区向洋町中2-9-1(JR住吉駅・阪神魚崎駅から六甲ライナー、アイランドセンター駅歩3分) ■開館時間:午前10時~午後6時(入館は5時30分まで)、月曜休(2022年1月10日は開館)、12月29日~2022年1月3日・11日休 ■入館料:大人1000円、65歳以上・大学生500円、高校生以下無料 ■℡:078-858-0050 https://www.fashionmuseum.or.jp/

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