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抱っこで泣き止んだ! パパが“父性”に目覚めたエピソード6選

  • 2015.7.29
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【ママからのご相談】

旦那の父性がなさすぎると思います。2か月の男の子を育児中です。生まれた瞬間から、わが子がかわいくて仕方ありません。そんな私に対し、父親である旦那は結構クールです。出産前まわりの経験者である先輩ママ・パパ は、「○○(旦那)くん、感動で泣いちゃうんじゃない?」なんて言われましたが、実際に立ち会わせても無表情でした。「うれしくないの?」と聞くと、「うれしいけど、不思議。変な感じ」と言うだけで、全く感動なんてしてくれません。産後2か月が経った現在、旦那は赤ちゃんのお世話はもちろん、「怖い、触り方がわからない」と、抱っこもなかなかしてくれません。父性がなさすぎて心配ですし、寂しいです。

●A. 男性は徐々に“父性”に目覚めていきます。

ご相談ありがとうございます。ママライターの木村華子です。

ご出産、おめでとうございます。お子様の成長が楽しみですね。

ママになる女性の場合、10か月間お腹に赤ちゃんを感じながら、親となる決意や不安、ワクワクを強く実感することができます。これに対し、パパは妊娠期間中、ママを通してからしか赤ちゃんの存在を感じることができません。

そんな実感の差をはらみながら過ごした10か月後……わが子とはじめて対面するとき、ママとパパの間に温度差を感じてしまう夫婦は決して珍しくないようです。

でも、安心してください。多くのパパは、初めこそ、「父性……? なにそれ?」状態ですが、赤ちゃんの成長とともに、きちんと“パパ”になるものです。

今回は、パパが父性に目覚めたタイミングにまつわるエピソードをいくつかご紹介します。

●パパが父性に目覚めたタイミング6選

・『生まれた赤ちゃんを見たとき、嫁には悪いけど正直、「サル……?」としか思えなかった。よく考えれば、母親になる女性は10か月も赤ちゃんと寄り添って生活していたわけで、男性にはそれがない。確かに小さくてかわいいけど、男性にも10か月くらい時間が必要だと思う。実際、自分が“父親”の自覚が持てるようになったのもそのころだった』(20代/パパ)

・『最初からかわいかったけど、かわいくてかわいくて仕方ない感じになってきたのは一緒に遊べるようになってから。1歳くらいかな? それまでは、“赤ちゃんはママのもの”っていう意識があった。そしてその意識は、妻にもあったと思う。あまり触らせてくれなかった』(30代/パパ)

『1歳になるかならないかというころ。はじめて、「パパ」と呼ばれたとき。それまで病院や実家・義実家で、「パパ」と呼ばれることはよくあったけど、わが子から呼ばれる“パパ”の一言は、「あ〜、自分ってパパなんだ」と強く実感させられた』(30代/パパ)

・『息子が生まれたときから、「父親似だね」と言われることはあったけど、社交辞令的なものだと思っていた。生後半年を過ぎたころ、息子の顔が自分にそっくりになってきた。そのころから、「親子なんだな」と実感できるようになった』(30代/パパ)

・『2人目が生まれたころ。その頃、妻に怒られた。自分では、父親としての自覚を持っているつもりだったけど、妻から見てそうではなかったみたいだった。頻繁に飲み会に出かけては翌日帰ってくることや、オムツ替えも大の方と分かると妻にお願いしていた(オシッコしか替えなかった)ことなど、指摘されてはじめて、自分はまだまだ独身気分だったと分かった。それ以降は育メンを心がけているつもり。子どもも愛おしく感じている』(20代/パパ)

・『妻が出産したとき、赤ちゃんがかわいいというよりも奥さんへの感謝の方が大きかった。その後の育児でも、父親である自分は“赤ちゃんの育児”というより、“奥さんの手伝い”という思いでやっていた。もちろん赤ちゃんはかわいいけど、奥さんへの感謝と責任だけで家族を切り盛りしていた。5か月を迎えるころ、おばあちゃんに抱っこされてなくわが子を自分が抱っこしたら、ピタリと泣き止むことがあった。自分を親として認めてもらえたような気持ちになり、それ以来わが子への気持ちが強くなったと思う』(30代/パパ)

●パパもゆっくり“父親”になってくれるはずです

もちろん、奥様から妊娠を知らされた瞬間に父性スイッチが入るタイプのパパも存在します。しかし、すべてのパパがママと同じスピードで“親”になれるわけではありません。

妊娠期間を経て女性が母親へと変わっていくように、わが子と過ごす時間の中で男性も少しずつ“父親”へと変わっていくのではないでしょうか? 多少のタイムラグは、仕方のないものなのかも知れませんね。

すでに母親としてスタートを切っているママにとって、もどかしく感じられるかも知れませんが、ぜひ父性の目覚めを見守ってあげてください。

●ライター/木村華子(ママライター)

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