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暗号じゃないんです!!【彳む】これが読めたら天才◎

  • 2021.11.20

漢字の中には、記号のようにシンプルな漢字も存在します。 シンプルすぎて、どう読めばいいのかわからないなんてことも……。 さっそく、「彳む」について見ていきましょう!

(1)「彳む」の読み方

ぎょうにんべんに送り仮名の「む」で構成される「彳む」。 よく見る漢字にもかかわらず、形を変えただけで読み方が難しくなってしまいます。 しかし、この漢字は「佇む」と同じ読み方です。 もうおわかりですよね? 「彳む」も「たたずむ」と読みます。 「たたずむ」は「佇む」とも「彳む」とも書いてOKなのです。 「彳む」のほうはあまり知られていないので、学があると認識されるかもしれませんね。 (『広辞苑』より)

(2)「彳む」の意味

「彳む」は、意味も「佇む」と同じです。 「彳む」には、2つ意味があります。 「しばらくその場に立っている。立ちどまる」 「さまよう。ぶらつく。徘徊する」です。 風情ある言葉のイメージが強い彳むですが、さまようといった意味もあります。 こちらの意味としては使うことは少ないため、驚かれた人もいるのではないでしょうか。 (『広辞苑』より)

(3)なぜ「彳む」は「たたずむ」と読むのか?

なぜ「たたずむ」を「彳む」とあらわすのでしょうか。 「彳む」の「彳」は「てき」と読みます。 「てき」は「少しずつ歩く」という意味があり、このことから立ちどまっては歩く「たたずむ」に当てはめられたのでしょう。 進んでは止まってを繰り返す様子が、「彳む」にピッタリということだったのかもしれません。 (『広辞苑』より)

(4)「彳む」のようにシンプルな漢字

「彳む」のように、シンプルな漢字はほかにもあります。 その中から、よく耳にする「乍ら」という漢字をご紹介しましょう。 この漢字は、主に2つことを同時に進行するという意味です。 読み方は「ながら」と読みます。 スマホをし乍ら歩く、音楽を聞き乍ら運転をする、どれも同時進行ですよね。 漢字にすると、このように書きます。 しかし、乍らは非常に危険な行動でもあるので、くれぐれも気をつけてくださいね。 (『広辞苑』より) たたずむと読み、昔よく使われていた「彳む」。 漢字自体は非常に簡単ですが、読み方は苦戦してしまいますね。 ほかにもシンプルな漢字はあるので、調べてみるとおもしろいかもしれません。 (恋愛jp編集部)

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