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じつは逆効果?コンシーラーが「アイシャドウベース」の代わりにならない理由

  • 2021.11.20
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アイシャドウの発色を良くしようと、まぶたの下準備にコンシーラーを使っているという人もいるかもしれないけれど、じつはそれ逆効果かも。コンシーラーではなく「アイシャドウベース(アイプライマー)」を使うべき理由をプロが解説。(フロントロウ編集部)

なぜ、コンシーラーは代わりにならないの?

はじめにアイシャドウベース(アイベース)とは、アイシャドウ用の下地のこと。まぶたの表面にある皮脂によるテカリやくすみをおさえ、アイシャドウの密着と発色をアップさせるほか、メイクの持ちを良くする効果が期待できる。

画像1: なぜ、コンシーラーは代わりにならないの?

そんなアイシャドウベースの代わりとしてよく使われているのは「コンシーラー」。

一般的にコンシーラーは伸びが良くカバー力も高いため、まぶたにのせることでアイシャドウベースと同じような効果を発揮すると思われているけれど、じつはこれは間違い。ニューヨークを拠点に活動するメイクアップアーティストのビリー・ジーンによると、むしろアイシャドウが崩れやすくなるだけだという。

というのも、アイシャドウベースとは違い、コンシーラーにはアイシャドウを「密着」させる性質はないから。

画像2: なぜ、コンシーラーは代わりにならないの?

そのため、まぶたにコンシーラーを塗ることでシミやくすみなどの色ムラは均一になっても、アイシャドウ自体は密着しないため、キレイに発色せず、まぶたに塗るアイシャドウの量が増えたり、本来の色が乗らなかったりすることが多いのだと米Makeup.comで説明。

また、ビリーは「とくに(偏向パールやラメが入った)デュオクロームや明るい色味のアイシャドウにコンシーラーを使うと、むしろ発色が悪くなるから逆効果」と話し、素直にアイシャドウベースを使ったほうがいいとアドバイスした。

プロおすすめのアイシャドウベース

そんな数あるアイシャドウベースのなかでも、多くのプロたちが口を揃えておすすめしているのは、カリフォルニア発のコスメブランドであるアーバンディケイ(Urban Decay)の「アイシャドウ プライマー ポーション」。

画像: urbandecay.com
urbandecay.com

アーバンディケイでも常に上位の人気を誇るアイシャドウベースで、まぶたのシミやくすみなどをしっかりとカバーしながら、アイシャドウの密着と発色をサポート。アイシャドウの前に塗るだけで、ヨレず、崩れず、つけたての美しさを最大24時間キープしてくれるという。

ただし、1つだけ気をつけたいのは、アイシャドウベースの塗りすぎ。ビリーは「まぶたに必要なのはエンドウ豆大の量だけ。厚く塗り過ぎるとアイシャドウがキレイに密着しないから、なるべく薄く塗り伸ばすことを意識して」と話している。

ちなみにアーバンディケイ(Urban Decay)の「アイシャドウ プライマー ポーション」の価格は約2,640円(24ドル)。残念ながら公式サイトから日本への発送は行なっていないけれど、楽天やAmazonなどで並行輸入できるので気になる人は要チェック。(フロントロウ編集部)

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