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「あああああ!もうイヤッ!!」キレた私。息子にとんでもないことを...! #HSPがHSCを育てています 18

  • 2021.11.18

「HSPがHSCを育てています」第18話。敏感で好き嫌いの多い息子きったん。ある日、疲れていたユキミさんはきったんが機嫌よく食べられるように素うどんを作ります。しかし、たきったんは素うどんに大泣き大暴れ! 「何が嫌なの!?」ユキミさんのイライラはMAXに達してしまい―!?

Instagramでフォロワー4.8万人超えのユキミ(@yukita_1110)さん。2015年生まれの息子さんのママです。

敏感な「きったん」を育てるユキミさんの体験談マンガをご紹介します。

「HSPがHSCを育てています」第18話

1歳を過ぎた頃から自我が強くなってきた息子。

生まれたときから寝ない、授乳がうまくいかない、人見知り。いろいろあったがなんとかやっていた。しかし息子1歳半。自我が完全に芽生え、イヤイヤ期に入った頃からどんどん要求が複雑になってきた。

「おっぱいをくれ」

「眠たい」

「おむつが気持ち悪い」

「この場所or人なんかやだ」

息子が泣いている理由がそれだけじゃなくなっているのは、毎日一緒にいてよく分かった。でも、彼がどうしてそんなに泣いているのかは、よく分からなかった。

なんで好きな素うどんを出したら泣くの?

なんで服を着せた瞬間、泣きながら脱ぎだすの?

なんでなんでなんでなんでなんで

なんでなんでなんでなんでなんで

なにか1つクリアした、と思ったらまた泣いてる。なんなの。なにがそんなに気に入らないの。

もう寝かしつけなんかしたくない

ゆっくり寝たい

夜中何度も何度も起されたくない

用意した服くらいすんなり着てほしい

冷蔵庫にあるものでご飯を作りたい

食べない離乳食のメニュー考えたくない

夕飯の買い物くらいしたい

出先でいつ泣くのかってドキドキしたくない

周りからの冷ややかな目線も浴びたくない

もういやだもういやだもういやだ

「子どもは泣くのが仕事」

「まだ言葉がうまく出ないから泣くことで伝えている」

分かっちゃいる。

でも、泣かれるたびに、

「あれが足りない」

「これが足りない」

「あれができてない」

「これじゃだめ」

わが子にそう言われている気がしてしまう。泣かれると、できないことを責められている気がしてしまう。「ダメな母、もっとこうしたらいいのに」どこからかそんな声が聞こえてくる。

育児をしてると、欲も出てきた。いい母親に見られたい、という欲。

「あのお母さんはいいね」

「あのお母さんは頑張ってるね」

「あのお母さんはもうちょっとうまくできないのかね」

第3者にそう言われている気がする。常に見られている意識があるから、カッコ悪い姿になりたくない。スマートな母でいたい。

でもこのとき、私はもう育児をやめたかった。

もう誰にどう思われたってどうでもいい。

家のなかだったけど、そんな思いが溢れて息子に大きな声を出してしまった……。

◇ ◇ ◇

1歳半の息子に

「毎日毎日毎日毎日、私だってもう嫌だわ!!」

「あああああああああ」

と思い切り声を荒げてしまったユキミさん。

次回、ますます「よい母」「ダメ母」のレッテルに苦しんでしまい……!?

※乳幼児期はHSCと発達障害の区別がつきにくい場合があります。育てにくさや気になることがある場合は、かかりつけの小児科や地域の保健センターなどに相談しましょう。


ユキミさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪


著者:イラストレーター ユキミ

漫画家、イラストレーター。2015年生まれの息子の母。絵を書くこと、推し活が日々の活力。陰と陽のハイブリッド人間。

ベビーカレンダー編集部

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