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36歳ラッパーが店で銃殺、故ジュース・ワールドの従兄弟が死亡

  • 2021.11.18

故ジュース・ワールドの従兄弟としても知られるラッパーのヤング・ドルフが銃撃を受けて36歳の若さで亡くなった。メーガン・ジー・スタリオンらが追悼した。(フロントロウ編集部)

ヤング・ドルフが36歳で逝去

ジュース・ワールドの従兄弟で、2016年にリリースしたデビューアルバム『King of Memphis(キング・オブ・メンフィス)』が米Billboardのアルバムチャートで49位にランクインしたことのあるラッパーのヤング・ドルフが、現地時間11月17日に地元である米テネシー州メンフィスで銃撃を受けて亡くなった。享年36歳だった。

画像: 現地時間10月30日に米ニューヨークで開催されたフェスティバル「ローリングラウド」でパフォーマンスを行なったヤング・ドルフ。
現地時間10月30日に米ニューヨークで開催されたフェスティバル「ローリングラウド」でパフォーマンスを行なったヤング・ドルフ。

米FOX13 Memphisの報道によれば、ヤング・ドルフはこの日の午後1時ごろにクッキーを買うためにクッキーショップを訪れたところ、何者かが車で店にやってきて、窓からヤング・ドルフを銃撃したという。

ヤング・ドルフの訃報を受けてメンフィスのジム・ストリックランド氏はツイッターで追悼の意を表した。「ラップ・アーティストであるヤング・ドルフが銃撃を受けて悲劇的に亡くなったことには、暴力犯罪がもたらす痛みを改めて思い知らされました。彼のご家族やご友人に思いや祈りを捧げます」。

また、2020年に楽曲「RNB」でコラボしたメーガン・ジー・スタリオンもツイッターで彼を追悼。「とてもショックを受けているし、信じられない! 彼のご家族や友人のために祈っています! 友人にして真のレジェンドであるドルフよ、安らかに」と思いを馳せた。

シカゴ出身のラッパーであるチャンス・ザ・ラッパーもツイッターに「ドルフに神の御加護を。シカゴで生まれた、メンフィスのリアルなインディペンデント・ラッパーだった。大勢の人々に愛されていた。彼に会うたびに愛を示してくれたんだ。これは悲劇だよ。彼のご家族にも神の御加護を」と綴り、追悼の意を表した。

ヤング・ドルフは地元のためにも積極的に活動していたことで知られ、感謝祭の日にはチャリティ活動としてターキーを住民たちに配ったり、学生のために公演を行なったり、母校に寄付をしたりしていた。

地元警察は現在、捜査を進めており、記事執筆時点では銃撃の犯人は特定できていないという。(フロントロウ編集部)

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