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「消滅しない」都道府県ランキング、3位福岡、2位北海道、1位は?

  • 2021.11.16

日本でも、SDGs(持続可能な開発目標)が重視されるようになりました。ところで地域別で見たときに、持続度が高い=消滅しない日本の都道府県はどこだと思いますか?今回はブランド総合研究所が行った調査結果をもとに、消滅しない都道府県ランキングをご紹介します。

※株式会社ブランド総合研究所「第3回地域版SDGs調査2021」
対象者:各都道府県の住民約350人ずつ計16,300人
調査期間:2021年5月1日~5日

■ 持続度が高い=消滅しない都道府県、1位は沖縄

同調査では、各都道府県の住民が感じている幸福度、愛着度、生活満足度、定住意欲度といった指標をもとに、「持続度」が高い=“消滅しない”都道府県をランキング化しています。その結果、1位は持続度78.8点で沖縄県、2位北海道78.0点、3位が福岡県で77.5点でした。

なお、4位には前年の7位からランクアップした熊本県が入っています。10位までのうち半数以上を西日本が占めており、全体的に見ても西日本のほうが持続度の高い地域が多いのが特徴です。

■ 「幸福度」が高い都道府県も1位は沖縄

地域の持続度に大きく関わる「幸福度」の調査でも、2位以下を大きく引き離し、沖縄県が幸福度78.1点で1位でした。2位の宮崎県は73.0点、3位の熊本県は72.4点となっています。

10位までのうち8つは西日本が占めており、そのうち5県は九州という結果でした。なおワースト1位は山口県、続いて神奈川県、東京都となっています。

■ 持続性のために頑張っている都道府県は、1位が鳥取

地域の持続性に取り組んでいる、つまりSDGs の取り組みが高く評価されている都道府県のランキングも見てみると、1位は鳥取県でSDGs評価51.9 点となっています。2位は石川県で50.5点、3位は千葉県で48.1点でした。

中でも1位の鳥取県では2020年に「とっとりSDGs宣言」を発表し、鳥取らしい持続可能な地域づくりを目標に、県を挙げて活動を進めています。こうした取り組みは、今後他の地域の参考にもなるでしょう。

■ふるさとをいつまでも残すために

SDGsというと地球全体のことのようなイメージですが、それだけではありません。小さい単位で見れば、自分の出身県や地元がいつまでも今のままあり続けること、または今以上に発展し続けることもそのひとつです。ぜひ、こうした地域の持続性にも目を向けてみてくださいね。

文・中村あずさ

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