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食事を我慢しても痩せない!だらしないおなかが引き締まった方法【体験談】

  • 2021.11.17
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産後にたるんだおなかが気になり食事制限ダイエットをするが、リバウンドで失敗を繰り返す2児の母。しかし、ある日をきっかけに筋トレにハマります。夫に笑われながらも頑張って腹筋を鍛える日々の体験談を語ります。

2人の娘を出産しおなかのたるみが元に戻らなかった私は、食事制限で無理なダイエットをしました。しかし、リバウンドばかりで改善する気配はありませんでした。そんな私が子どもたちの運動不足を心配したことをきっかけに、自分自身が筋トレに夢中になり腹筋を鍛えた体験を紹介したいと思います。

出産後のおなかを戻そうと無理な食事制限

2人の娘を出産してから、おなかのたるみがなかなか元に戻りませんでした。気になってはいましたが、子育てに追われ自分の体型に気をつかう余裕がないまま時が過ぎてしまいました。娘たちが小学生になったころ、やっと手がかからなくなり自分自身に費やす時間が増えてきました。

そんなある日、ふと鏡を見てみるとだらしない体型をした自分の姿が目に入りました。特におなか周りがたるんでいて、出産で伸び切った皮膚が目立ちます。若いころのウエストとは大違い。その日をきっかけに食事制限ダイエットをすることに。

普段の半分のカロリーも摂取しないダイエットだったので、2週間で4.5kgも体重が減りました。ただ、痩せはしたものの顔色は悪く全体的に老けた印象しかありませんでした。肝心のおなかも以前より脂肪が落ちてはいるけれど、引き締まるというよりはプヨプヨのまま。また、短期間で急激に落とした体重は維持するのが難しく、1カ月もするとずっと抑えていた食欲が爆発してリバウンドしてしまいました。そんな無意味なダイエットを3回ほど繰り返し、「やっぱり食べるのを我慢して痩せても長く続かないし、おなかの脂肪もなくならない」と実感しました。

腹筋や全身筋トレを日課に!

新型コロナウイルス感染症が流行し始めたころ、子どもたちも外出を自粛して家にいることが多くなりました。そのため、外で遊ぶ機会が減り運動不足になってしまうと思い、自宅でできるダンスやエクササイズをみんなで始めることにしました。

ところが最初は楽しみながらおこなっていた子どもたちですが、すぐに飽きてしまったようで嫌がるように。結局、途中からは私がひとりで続けることになりました。

最初は軽く体を動かす程度の運動だったのですが、汗を流す楽しさを感じた私は毎日のように筋トレを中心とした運動をするように。特に気になっていたおなか周りですが、YouTubeで「腹筋を鍛える筋トレ」の動画を見つけては1日約15~20分実践してみました。

40歳を過ぎている上に産後はまったく運動をしてこなかったので、始めたころは少し腹筋に負荷を与えるだけできつかったです。動画のまねをして動こうとしてもできないことがほとんどでした。夫からは「今さら体型を気にするなんて遅すぎる」と笑われました。それでも私は筋トレの楽しさにハマってしまい、週5、6回の筋トレをサボらずに習慣付けることができました。

若者向けから40代向けの筋トレ動画や、時には海外のダンベルを使ったきつめの筋トレ動画を流しながら毎日おこなっているうちに、上級者向けの運動も簡単にできるようになりました。

筋トレ開始から1年後のおなかの変化

筋トレを始めてからすでに1年以上がたちました。どんなに食事を減らしてダイエットをしても、だらしないおなかのままだったのが、かなり引き締まってきたのがわかります。さすがに若いころと同じようになるのは難しいですが、産後にきつくてはけなくなっていたズボンがはけるようになりました。ウエストのゴム部分からはみ出ていたぜい肉もスッキリとしています。

腹筋を鍛える動画のおかげで、おなかの中央を押すとたるんでいた部分が硬くなっていることにも気付きした。娘と一緒にお風呂に入っても「ママのおなか、3段あるね」と笑われることがなくなりました。

筋トレを始めてから体重が極端に減ったわけではないのですが、無理に食欲を我慢していなかったため健康的に体型を維持することができています。また、筋トレを習慣付けることで、自然と食事面も気を付けるようになりました。ただ食べる量を減らすのではなく、バランスの取れた体に良い食材を積極的にとるようにしています。

年を重ねるにつれ、食べることを我慢し続けるという無理なダイエットはもうできなくなりました。変化を感じるまで時間がかかっても長期的に体型を維持できる筋トレを始めて、本当に正解だったと思います。おなかのたるみがきっかけで始めましたが、結果的には見た目だけでなく体の健康や精神面にも良い影響を与えてくれました。朝一番に筋トレをするようになってからは、早寝早起きの習慣から睡眠の質も上がり良いことばかりです。

まとめ

40歳を過ぎて代謝が悪くなってくると、今までの体型を維持するのが難しくなっていることを感じます。短期間で痩せたとしても長期間維持することができませんでしたし、若いころと違って無理をするとすぐに体調を崩す心配もありました。しかし私は自分の経験を通して、おなかの脂肪は簡単には落とすことはできないということを学び、その上で少しずつ時間をかけて鍛えていけば徐々に変化を感じることができるとわかりました。

放っておけば加齢とともに衰えていく筋肉ですが、私は体型維持のためにも健康のためにも、これからも筋トレを長く続けていこうと思っています。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

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著者:まなみ

小学2年と5年の娘を持ち、主婦業の傍らライターとして活動中。かすみ目や白髪の悩みがありつつも、気持ちだけは若いころのまま。コロナ禍で自宅筋トレにハマり、更年期でも引き締まった体型を目指している。


監修者:医師 黒田愛美先生

美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。Zetith Beauty Clinic副院長。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著書に『アスリート医師が教える最強のアンチエイジング』(文藝春秋)。

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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