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ハーブを使ってカンタンで風味絶品! の自家製ハーブレモネードを作ろう

  • 2021.11.16
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温かい飲み物が欲しい季節になりましたね。今回の主役は、皮まで安心して使える国産レモン! そこにハーブを加えて、簡単でおいしい自家製ハーブレモネードを作りましょう。

主役は皮まで安心して使える国産レモン!

主役は皮まで安心して使える国産レモン!

今回の主役はレモン。レモンは果汁だけ絞って…という場合が多いかもしれませんが、じつは、レモンの皮に含まれているβ-カロテン、ビタミンC、カリウム、カルシウムは、果汁の5~10倍だとも言われているんですよ。ハーブティーでは、レモンの皮を乾燥させた「レモンピール」というものを使用します。抗菌・解熱作用があるので、風邪をひいて熱がある場合に摂りたいハーブ。また、血管を強くする働きがあることから、動脈硬化の予防や静脈瘤の予防に役立ちますよ。というわけで、レモンは皮ごと摂取! がおすすめです。

輸入品のレモンは長期保存を可能にするため、収穫後に防かび剤(防ばい剤)を使用していることがあります。一方、国内産のレモンは、冬が旬の時期で防かび剤が使われていないことも多いので、皮ごと食べられるメリットも! 農家さんから購入もできますので、ウェブで探してみてください。

レモンだけじゃもったいない! ハーブの有効成分も一緒に摂ろう

レモンと一緒に、庭で採れたハーブたちも活用しましょう。

今回用意したハーブは、ローズマリー・ジンジャー・タイムの3種類。

今回用意したハーブは、ローズマリー・ジンジャー・タイムの3種類。ローズマリーとタイムは生のまま、ジンジャーは乾燥のものを使いました。はちみつにしっかり浸っていれば、生でも乾燥でも一緒に入れて大丈夫。

ジンジャーを生で使わなかったのには、理由があります。それは、ジンジャーは生と乾燥だとでは成分が違うから。

生のジンジャーに含まれる「ジンゲロール」は、体の表面を温めて発汗作用を促すことで、体温を下げる作用があります。一方、乾燥したショウガにはジンゲロールから変化した「ショウガオール」という成分が含まれます。このショウガオールには、胃を内側から温め、身体の深部からぽかぽかにしてくれる作用があります。ですから、冷え性でお悩みの方は、生ではなく乾燥させたジンジャーがおすすめですよ。

ジンジャーが入ると、少々ピリっとした「オトナ味」になります。

ハーブレモネードの作り方

ハーブレモネードの作り方

それでは作っていきましょう。といっても、作り方はとても簡単。レモンの輪切りとハーブをはちみつに漬け込めばOK!

【用意するものはこちら】

※650ミリビン(1本)分

◯はちみつ 300~400ml程度

◯皮ごと使えるレモン 3個

◯ローズマリー 10cm1枝

◯タイム 10cm5枝

◯ジンジャー 3切れ

◯保存ビン

【作り方】

1. 保存ビンを煮沸消毒しておく

2. レモンを輪切りにし、種を取り除く

レモンを輪切りにし、種を取り除く

3. レモンとハーブを挟み込むようにして、保存ビンに入れる

レモンとハーブを挟み込むようにして、保存ビンに入れる

4. レモンとハーブを入れたら、はちみつをビンに注ぐ

レモンとハーブを入れたら、はちみつをビンに注ぐ

5. 蓋を閉めたら、冷暗所にて保管し、1日1回ビンを振り、馴染ませる

自家製・ハーブレモネードおいしい飲み方

数日経つと、はちみつのとろっとした重さもなくなり、さらさらした液体になっていきます。1週間ほどしたら、飲み頃です。作ったハーブレモネードの素は、お湯や炭酸水で割って、お楽しみください。

自家製・ハーブレモネードおいしい飲み方

濃さはお好みで調整してくださいね。保存料なども使っていませんので、早めに飲み切りましょう。

Credit

写真&文/堀 久恵(ほり ひさえ)

花音-kanon- 代表、ガーデンセラピーナビゲーター。一般社団法人日本ガーデンセラピー協会専門講師。

生花店勤務を経て、ガーデンデザイン・ハーブ・アロマセラピー等を学び、起業。植物のある暮らしを通じて、病気になりにくい身体を作り健康寿命を延ばすことを目指した「ガーデンセラピー」に特化した講座の企画運営と庭作りを得意とする。植物に囲まれ、日々ガーデンセラピーを実践中。埼玉県熊谷市在住。

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